収納マンは基本的に天板昇降式デスクをあまりオススメしていません。それは袖ワゴンの引出しの杯数が少ないため、将来的に収納量に不足を感じる可能性があるためです。
ユニットタイプの学習机についても同様に、本体に引出しが付いていないものが増えているため、やや否定的です。
学習机は引出が命!!
(※数だけではなく強度も)
もちろん、追加でチェストなどを横に置くスペースの余裕があれば、その限りではないと思います。また、親がしっかりと子供の持ち物を管理し、学校に必要な勉強道具だけを収めるようにするのであれば、その限りではありません。
しかし現実に、リビングダイニングに置くにしても、子供部屋に置くにしても、スペースに余裕がないことが多いです。また、あくまで私の家に関しては、箸の上げ下げにまでいちいち口出しするのではなく、できる限り自由に自分で考えて行動する自主性を育てたいと考えています。そのため、モノの管理には基本的に口出ししませんから、あまり収納量が少ないと困ってしまうだろうと思っています。よって、引出しはちょっと多いくらいが良いという考えです。
(※棚では小物の収納がしにくくて困ります。実際、片づかない家は棚ばかりで引出が少ないです。)
ではそもそも、引出しの多い少ないは何を基準にしたら良いのか?このあたりは非常に判断が難しいところです。学校の勉強に必要なモノと言ったら、筆記用具くらいです。それならば引出し一杯で十分足りるはずです。
そんなわけでご参考までに、ウチの娘(小3)の机の中身をご覧いただければと思います。なお前述の通り、私は一切、娘の机の使い方に口出ししていません。片づけ方というものを教えたこともありません。ですが、親が言うのもなんですが、見た目はともかく、割りとよく整理整頓されているほうじゃないかなと思います。
机の上と上棚
上置き(ブックスタンド)には主に通信教材が置いてあります。それと市販の教材、塾のテキストなど。左のほうは飾り物系ですね。
本体引出し
左
本体大引出(左)はペンケース、文房具などなど。正直、何だかよく分かりません(苦笑)
右
本体引出(右)は筆記用具類など。ここが一番よく使っている印象です。
ワゴン引出し
最上段
袖ワゴン引出の最上段には、通信教材の関連品もありますが、勉強に関係のないモノがほとんどです。
中段
袖ワゴン引出の2段目も同じく勉強に関係のないモノです。
最下段
袖ワゴン引出の3段目は未使用のノートや文房具など。アクセサリーを作る玩具やシール帳も入ってますが、いずれも最近は使っているのを見ないですね。
私自身も学生時代はほぼ同じような使い方でしたが、ここに教科書類をメインで置くケースのほか、テストの答案や塾のプリントを挟んだファイルを置くというお宅もよく見かけます。
オープンラック
上段
椅子に座った状態で背側にあるオープンラックはこんな状態。
最上段はノートパソコン、学校で作ってきた作品、2段目は携帯ゲーム機、電子手帳、マスク、図鑑、絵本など、3段目はランドセル、学校で使う教科書やノート類など。
下段
オープンラックの下のほう、ランドセルを置いた段の下は、通信教材の実験セット的なモノ一式がファイルボックスに、それと通信教材のバックナンバー、マンガ、あとは週末に撮影したので給食袋が置いてあります。
いかがだったでしょうか?
ウチの場合、ここ以外に娘のオモチャなどを置く場所はありません。遊びも学びもここ一ヶ所で完結するようになっています。わずか1畳半のスペースです(苦笑)
勉強に関係のないモノが目の前にあると、集中力がつかないので良くないという意見がありますが、我が娘に関して言えばその限りではまったくなく、集中力は半端ないです(笑)ですので、遊びと学びを完全に分けてしまうのであれば、引出は1~2杯でも充分事足りるとは思います。
またちなみに、私がお邪魔するお宅はキッチリとモノの管理ができているわけではないのですが、やはり使い方はおおむねこんな感じがほとんどで、引出の多くが、勉強に関するモノでも、かと言ってオモチャと言えるモノでもなく、大人から見れば半分程度は「なんじゃコリャ?」的なモノです(笑)
そういうの見ていると、私はなんだかほのぼのしますけどね~ (´▽`*)
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