2014学習机【メーカー番付(ランキング)】コストパフォーマンスと総合順位

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2014学習机【メーカー番付(ランキング)】コストパフォーマンスと総合順位

この記事は2013年12月20日時点の情報に基づいています(2024年1月26日一部更新)

収納マンの独断と偏見による、学習机メーカー別ランキング

今までのところでは予算などまったく無視でしたので、ある意味では高級家具メーカーに有利な展開でした。が、普通は予算ありきで学習机を買うほうが一般的です。

そんなわけで、機能性、質感、インテリア性に、コストパフォーマンス(費用対効果)を加味して、
総合順位を決定したいと思います!

メーカー・ブランド・販売店 機能性 質感 インテリア CP※ 総合得点 順位
イオン 5 1 1 1 8 14
ヒカリサンデスク 6 2 4 4 16 13
杉工場 2 7 5 9 23 9
堀田木工所 3 6 6 8 23 9
オカムラ 7 3 7 6 23 9
くろがね工作所 8 5 3 7 23 9
アクタス 1 10 14 2 27 8
ニトリ 12 4 2 11 29 7
マルニ木工 9 11 10 3 33 6
飛騨産業 4 13 13 5 35 5
イトーキ 13 9 9 12 43 4
コイズミファニテック 14 8 8 14 44 3
カリモク家具 11 12 12 10 45 2
浜本工芸 10 14 11 13 48 1

※CP=コストパフォーマンス

以前に提言した「ダブル2トップ戦略」がそのまんま、このランキングでも示された形となりましたが、もちろんそういう結論を前提としたデキレースではありません。

また、他にも項目を加えて判断すれば結果は変わったことでしょうし、たとえばコストパフォーマンスはジャンピングチャンスばりに、もっとウエイトを置いて得点を増やしても良かったかもしれません。しかし、それをやっても、実際にはほとんど順位は変わらないのですね。

コストパフォーマンスの項目を重点的に見ながら、総合順位の順番に見ていきましょう。

最下位・イオン

機能性のところで下駄を履かせてあげましたが、この結果です。
がんばればできるんです、2015年度に期待しましょう。

13位・ヒカリサンデスク

結構良い材質を使っているのでコストパフォーマンスは決して悪いとは言えないんですが、機能性、質感、インテリア性ともに平均点以下でした。

9位・くろがね工作所オカムラ堀田木工所杉工場

正直、私自身、この結果に驚いています。
いずれもそんなに悪いはずはないのですが(実際、8位と9位の差はそれほど多くなく、9位と13位以下の差はかなりあります)、無理矢理相対評価してしまうと、こういう結果となるわけです。
それだけ、非常に狭いレンジで争っている市場だということですね。

堀田木工所と杉工場に関しては国産でも十分安いという点でそこは私なりに十分評価したつもりです。しかしながら、道具としての機能性を見た場合に、自然塗装というのは残念ながら低く評価せざるを得なかったというところが大きいですね。
自然塗装でノンホルムアルデヒドを実現できるのであればもっと評価できると思いますが、安全性の面では基本的に他と大きくは変わらないですからね。

くろがね工作所とオカムラは総じて平均点をやや下回りました。
オカムラは天板昇降式デスクの一本足打法ですから、変化する市況において他社と競争する上ではそれでは魅力不足です。
くろがね工作所の戦略は間違っていないと思いますが、もうちょっとデザインや機能の開発が必要でしょう。

8位・アクタス

百貨店で定価で商品を買うようなものですから、コストパフォーマンスが悪いのは仕方ありません。
また、機能性を無視したからこそ実現した個性的なデザインです。
ランキングとしては妥当なところではないかと思います。

7位・ニトリ

道具としては、「お、ねだん以上」
しかし質感やインテリア性での評価が芳しくなかった。
もっとワールドワイドに展開できれば、イケア並みのインテリア性を持てるかもしれません。

6位・マルニ木工

「中国製でこの値段?」と思うところは正直あります。
ただ、機能性、質感、インテリア性の面で、意外と健闘しました。

5位・飛騨産業

総合得点では上回るものの、アクタスに似たバランスですよね。
価格が高いと言えば確かにそうですが、一時は家具業界に身を置いた私としては、妥当な価格設定だと思います。
むしろ他のメーカーの価格設定が安すぎるんですよね。
ただ一方で、もうちょっと学習机を道具として、ディテールを見直してもらったらもっと良いと思います。

4位・イトーキ
3位・コイズミファニテック
2位・カリモク家具
1位・浜本工芸

この4社は、やっぱりスゴイですよね。正直、甲乙つけがたいです。

コストパフォーマンスの面でいうと、やっぱり、LEDデスクライトが断トツで優れているコイズミが一番。

浜本工芸は単価としては高いですが、あの材質であれだけ高品質のものをあの程度の価格で作れるというのがスゴイです。

イトーキはデザイン面で業界を引っ張ってますし、道具としても一番よく考えて真面目に作っています。

カリモク家具は非の打ちようがありません。
あとはもうちょっと安くしてもらえると助かるのですが(苦笑)

 

以上、たぶん読者のみなさんよりも私のほうがドキドキの結果でした(笑)

それぞれの項目ではまだ私自身グラグラと揺れ動く感じもありますが、総合的に評価すると、自分でも妙に納得してしまったところがあります。

ただ、実際にこれから学習机を購入する人は、それぞれニーズが異なると思います。
たとえば質感やインテリア性はどうでも良いという人もいるでしょう。
その場合は、機能性だけ、もしくはコストパフォーマンスと合わせて、自分なりに参考値を出してもらうのも良いと思います。

また初回にも述べましたように、このランキングでは商品ごとの優劣は判断できませんが、同様に機能性、質感、インテリア性、コストパフォーマンスで、それぞれに得点をつけてやって数値化して判断する、という方法もアリかもしれないですよね。

とにもかくにも、何か皆様のご参考になれば幸いです。

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