廃物利用というのは、強度がない上に不細工なので、基本的にあまり好きではありません。しかし、環境にやさしくて、お財布にもやさしいというメリットも見逃せません。
ちょうど満足のいくようなレジ袋ストッカーを見つけられなかったので、ペットボトルを使って自作することにしました (´∀`*)
石膏ボード壁対応 3連レジ袋ストッカーの作り方
特徴
- 大・中・小のレジ袋を分けて収納可能
- 壁面に固定するのでスペースに無駄がない
- 見た目もスッキリ
- レジ袋の出し入れが簡単
- 材料費が安い(超強力両面テープをのぞく)
必要な材料
- 2リットルの角型ペットボトル ×3本
- ペットボトル用接着剤(ダイソーでも購入可能) ×1本
- PPシート(400×570mm、ダイソーで購入可能) ×1枚
- 超強力両面テープ ×1巻
必要な道具
- カッターナイフ
- 油性ペン(細)
- 定規またはメジャー
- ライター
- ステープラー(いわゆるホッチキス)
まずはペットボトルをカット
まず、2リットルの角型ペットボトルに、油性ペンでカット線をマーキングし、口と底をカッターナイフで切り落とします。
くれぐれも自分の手をカットしないようにご注意ください(笑)特に底面は硬いので要注意です。
カッターの先を深く刺してカットすると曲線を切りにくいので、カッターの先を浅く刺してカットすると切りやすいのです。しかし、そうすると今度は刃先が自分のほうに飛び出しやすいので、それはそれで注意が必要です。
底面は、強度を確保するために、角(縁)を残してカット。
ちなみに、口のほうは、口の外周から25mm前後のところをカットするのが良いです。私は、小=20mm、中=25mm、大=30mmのところでカットしました。
切り口にはビニールテープを貼って保護しても良いのですが、それだと寒暖を繰り返す間にネチャネチャしてくる可能性が高いので、代わりに、ライターで軽くあぶって滑らかにします(口と底の両方とも)。
切り口をあぶって滑らかにする
ただしこのように、グニャリと変形します。本当に軽くサッと切り口をあぶって、切り口がザラザラしていなければOK。
ペットボトルに接着剤を塗る
同じものを3つ作ったら、それらをペットボトル用接着剤で結合します。まず接着面の両側に接着剤を塗り、15分間、放置します。
ペットボトルを結合する
15分経ってから、接着面を合わせます。自転車のタイヤのパンク修理に使うゴムのりの要領ですね。
動荷重が掛かると接着面が剥がれる可能性もありそうですが、そうでない限りは問題なさそうなくらい、しっかりとくっつきます。
PPシートでカバーする
このままレジ袋ストッカーとして使用することももちろん可能ですが、これではあまりにも見た目が不細工なので、表面をPPシートでカバーします。
PPシートは厚みが1mm近くもあり、巻くと反発力があるため、ここは接着剤ではなく超強力両面テープで接着(言うまでもなくあらかじめPPシートを適当な大きさにカットしておく)。
超強力両面テープは黒いので、今回は両サイドだけ貼りました(※追記参照)。
必然的に前面が曲面デザインになります。これを、石膏ボード壁に取り付けます。
別のPPシートを壁にステープラーで固定
先ほど使用したPPシートの余りを適当な幅に切り、ステープラーで壁に固定します。壁美人の要領ですね。
完成! ヾ( ゚∀゚)ノ゙
ペットボトルで作ったレジ袋ストッカー本体裏面に超強力両面テープを貼り、壁に固定したPPシートとレジ袋ストッカー本体を接着します。ペットボトルの底が上、口が下になるように固定すれば完成です!
ちょっと、中が透けて見えすぎかな? f(´-`;)
表面材はPPシートの代わりに他のものを使っても良いでしょう。
下から見た様子 (*´Д`)=3
上から入れて、下から出すわけですね。
超強力両面テープはちょっとお高いですが、それを除けば材料費はたったの200円(税別)!
製作時間は私の場合、実質的に1時間程度でした。
2013/12/30追記:
前面にPPシートを貼る際に、両側に縦1本の両面テープで固定しましたが、これではどうも接着力が弱かったようで剥がれてきてしまいました (;´д`)ゞ
両側それぞれに横向き4本の両面テープでの固定に変更することで、安定して接着できるように変更しました。
2014/02/28追記:
それでもやっぱり剥がれてきてしまったので、PPシートを折り曲げて貼るようにしました。
2019/02/04追記:
やはりペットボトルでは出し入れがしにくいので、ニトリのファイルボックスを使って作り直しました。
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