衝撃!イオンの2015年度”こだわり&プレミアム”な学習机は堀田木工所製

当ブログは広告を掲載しています。詳細はこちら

イオン2015年度学習机カタログ

この記事は2014年11月27日時点の情報に基づいています(2024年2月1日一部更新)

遅ればせながら、イオンの2015年度学習机を見てきました。

夏頃には展示されているとは思ってましたが、まったく期待してなかったので、完全に後回しにしてたんです。

某所のイオンモールに行ったものの、ランドセルは目立つところにあるのに学習机が見当たらない。店員さんに聞いてみると、学習机は売場の奥のほうだとおっしゃる。

それだけでも「ちょっと、どーなの?」と思いましたが、学習机売場の正面のベストポジションに置かれていたのは、昨年度モデルの「できるんデスク」のハイタイプ。

いやー、これは売れないでしょー、半値くらいにしないと…。
もともとヒドい上に、昨年度モデルなんだから…。

きっと、上のほうからの命令でこうなったんでしょうけど、昨年度に輪をかけて売場がヒドイことになっています (´Д`;)

苦笑いと同情の念で複雑な気持ちになりながら、カタログを手に取ってみる。

カタログの冒頭には、「こだわりのプレミアム品質」「ナチュラルウッドデスク」などの文字とともに、どこかで見たようなアルダー無垢のデスクの写真が…。

これ、ひょっとして…堀田木工所じゃない? (´ヘ`;)

探してみると・・・ありました。柱の陰に(苦笑)

2015年度の顔のはずなのに、本当に売る気あるのかな~~? (^_^;)

実物(ナチュラルウッドデスク)を見て、確信。

これ、堀田木工所の「フレンド」とほぼ一緒でしょ。
バックパネルが上に上がっているのと引出の左右の比率が違うだけで。


↑堀田木工所・フレンド(100)

引出しの左右の比率で言えば非プロパー商品の「ムーン」に近いと言ったほうが正確でしょうか。
ちなみにアルダー木製チェアは「ダックチェアーNo.3」。
デスク本体にしても、チェアにしても、そのへんで普通に買ったほうが安いし(苦笑)

イオンはん、どないなってまんねん?
消費者を馬鹿にしたらあきまへんでー。

2015年度はコイズミもオカムラもヒカリサンデスクもイオンから手を引いて、代わりにやってきたのは堀田木工所という、笑うに笑えない話。
こころなしか、堀田木工所の品質がまた一段と落ちたように感じます。
引出しのスライドレールが固くて、とても国産だとは思えない。
イオン用に手を抜いているんでしょうか?

2014年度のイオンも相当ヒドかったですが、2015年度も商品企画はさらに迷走を続けて泥沼化、そのケツ持ちで売場にシワ寄せが来て現場はやる気なし。
コイズミもオカムラもヒカリも「やってらんねー」という感じでしょうか。
そこにノコノコとやってきた純真無垢な堀田木工所(苦笑)

イオンはもう、無理してPB商品を開発するんじゃなくて、大手各社に売れ筋を供給してもらえば良いんじゃないですかねー?
だって現状、価格、品質、どれをとっても最低レベルですよ。
展示の仕方もメチャグチャだし。

くれぐれも消費者の皆様におかれましては、イオンだけは絶対に避けていただいたほうがよろしいかと思います。
イオン関係者の方におかれましてはお気に触るようでしたら申し訳ありません。
来年度こそは国内流通最大手の意地を見せていただきたく期待しております。

関連記事

イオン
GMS最大手のイオンはかつて、ランドセル市場で全国の1/3ほどのシェアを持つと言われていました。そのため、学習机も主要メーカーの多くを扱い、全国の多くの店舗で売場を確保していましたが、近年はごく一部の店舗を除いて学習机を店頭販売していません...

コメント