モモナチュラルの2015年度学習机というかデスクを見てきました(゚∀゚)

当ブログは広告を掲載しています。詳細はこちら

この記事は2014年11月29日時点の情報に基づいています(2024年2月1日一部更新)

こちらでモモナチュラルのデスクを取り上げるのは初めてですね。

ご存知の通り、モモナチュラルには学習机というカテゴリはありません。基本的に、「子供も使えるかもしれない」というデスクがあるだけです。その認識が私の中にあるため、敢えて取り上げておりませんでした。

また、モモナチュラルなんてマイナーだと思っていたんですが、意外とgoogleでの検索ボリュームも多いようだったので、今回、取り上げてみることにした次第です。

 

モモナチュラルとは

モモナチュラルは脇木工という岡山県の家具メーカーの直営店です。

シンプル&ナチュラルをモットーとしており、個人的にはカントリー風というか南欧風というかそういう印象。
ただ、家具メーカーの割りには木の扱い方が「???」。
国産家具メーカー出身の私には理解できない点が多々あります。

無垢板に反り止めが入っていないとか、引出の構造が今どき、箱組(四方囲い)構造ではないとか。
そのため「これはきっとデザインだけでなく構造も、ヨーロッパ家具を模したのだろうか?」と思ったりもしましたが、細部を見るにつけ、どうもそういうこともでもない様子。
あまりゴチャゴチャ書くと反感を招きかねないので詳細は割愛しますが、結論としては、見た目は良いけど家具としてはあまりオススメできない、ハリボテ家具的、というのが、率直な私の感想です。

でもデザインというか、雰囲気は正直、キライじゃないですね~(笑)
ハリボテ家具であるヨーロッパ家具のデザインを模すと、やはりどうしてもこんな構造になっちゃうのは仕方ないのかもしれません。
敢えてチープに作ったほうがそれっぽく見えるとか、そういう意図もないわけではないのかもしれません。

 

Mocha Desk

モモナチュラル・Mocha Desk

出典:モモナチュラル

まあそんな感じですが、モモナチュラルの学習机っぽいもので、私のお気に入りは、「Mocha Desk」。
写真で見るとショボイ色に見えますが、もうちょっと落ち着いたダーク系の色です。
主材はアルダー材の突板ですね。
本体+ワゴンで税別75,200円。

お手頃感はありますが、引出しは耐久性の低い構造で、キャスターはナイロンの一輪、ワゴン側面はプリント化粧板と、この値段にしてはなかなかの低スペックです(苦笑)
でもこういうスタイルこそ、リビング学習用デスクとして、消費者は求めていると思うんだけどな~。

イトーキさん、Leamo(リーモ)のライティングデスクみたいなバージョンとして扱ってみても良いんじゃないですか?
杉工場が扱っても面白いデザインかも?
いやいや、むしろケユカが作ったらドンピシャかもしれません。

モモナチュラルは決して手抜きしているわけじゃないですけど、ちゃんとした品質・構造で作ってくれるメーカーがあれば、こういうスタイルはなかなかウケると思うんですけどねー。

 

NICO Desk

ちなみに、Mocha Deskのお姉ちゃんはパイン無垢の「NICO Desk」です。
色合いや雰囲気はこれもなかなか捨てがたい。
ただ天板がパイン無垢ですから、キズだらけになるのは必至。
もうちょっと硬い種類のパイン材を使うなり、塗装を変えるなりすればもうちょっとマシなはずですが、恐ろしく簡単にキズが付くのがモモナチュラルのパイン無垢の家具です。

でもホント、難しいところです。
モモナチュラルの成功はこの価格帯だからこそ。
もっとクオリティーを高めると買ってもらえる価格帯にはなりません。
耐久性とかそんなことはどうでも良い、デザインさえよければ良い、そういうお客様あってこそのモモナチュラル。
家具としての良し悪しを語ることは野暮かもしれませんね f(´-`;)

関連記事

モモナチュラル(ピエニコティ、脇木工)
モモナチュラル、キッズ家具のピエニコティは脇木工が運営するインテリアショップです。女性好みのデザインで国産ならではの安心感があります。ですが、クオリティはそれほど高いとは言えず、そもそも本当に木工メーカーかと疑うような設計が随所に見られます。

コメント