学習机に大革命!2015年度コイズミ学習机の「ランドセルハンガー」

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この記事は2014年9月25日時点の情報に基づいています(2024年1月31日一部更新)

昨年、8月末頃にはコイズミファニテックのショールーム(大阪)に新年度の学習机が並ぶと聞いていたので、早速行ってきました!

昨年はがっつりと取材させていただいたので、今年はふらっと立ち寄る程度のつもりで考えていたんです。しかしながら、連絡をすると、わざわざ責任者の方にご対応いただけることになり、今年もがっつりとお話をうかがうことができました b( ゚∀゚ )

ショールームに伺う前に2015年度のコイズミファニテックのwebカタログを確認したところ、大きな変化は感じませんでした。天板昇降式デスクの「Lidea(リデア)」が廃番になって、代わりに「LakeWood(レイクウッド)」「BEENO(ビーノ)」に天板昇降デスクが登場したくらいです。

コイズミファニテック・レイクウッド天板昇降式デスクSDF-374AL

出典:楽天市場

コイズミファニテック・ビーノ天板昇降式デスクBDD-083NS/183WT

出店:楽天市場

ここ2~3年、イトーキもコイズミも、機能別のラインナップから、デザイン別のラインナップになっており、その傾向がより強くなった結果かなぁと考えました。見た目に変わらないデスクの中から我が子に合った機能や品質のデスクを選ぶという買い方から、デザインで選んでそのデザインの中から我が子に合った機能のものや組み合わせを選ぶという買い方に変わってきてるわけですね。

ほかにもいくつか昨年度までとの違いは見受けられましたが、全体的には機能的な変化ほとんどないと思っていました。しかし、のっけからとんでもない進化を目の当たりにしたのです! Σ(°Д°;

 

新登場!ランドセルハンガー

コイズミファニテック・ランドセルハンガー

今までは各社横並び的なごく普通のフックだったのに、こんなに立派な「ランドセルハンガー」に変わったのです!!

これはスゴイ!!もう、この何年もほとんど変化のなかったランドセルフックの革命ですよ!!

近年大型化したランドセルに対し、今までのランドセルフックは相対的に小さくて、子供にとって非常に使いにくいものでした。また、近年は上写真のデスクのように側面に大きく穴が開いたというか、4本脚形状のようなデスクが増えたため、普通にランドセルを掛けると、ランドセルの下のほうが足元(内側)に入り込んでしまって、学習机に向かって座るときに非常に邪魔だったわけです。

それが、こんなに立派なランドセルハンガーに変わっちゃって、しかもかなりのコストアップになるはずなのに、コイズミのスタンダードモデルであるCDファーストお値段据え置きですもんね~~。スゴイ!! (゚∀゚)

今まではランドセルフックではイトーキの「使い分けフック」が一番だと思ってましたが、今回のコイズミのランドセルハンガーはそれを上回りますね!学習机史に残る大革命だと思います!

ちなみに、ランドセルハンガーは基本的にコイズミの全デスクに付属です。

 

デスク引出しに「おかたづけキット」

CDシリーズのデスク本体引出しにおかたづけキット(引出仕切り)搭載

あと、CDシリーズは袖ワゴン上段引出のペントレーに加え、デスク本体引出しに「おかたづけキット」という仕切り板が付属になりました。

写真をよーく見てもらうと分かりますが、何を入れる場所か分かりやすいように札が付いており、しかも角度が自由に変えられるようになってます。ただまあ、仕切り板の位置を変えることができないので、イトーキの「お片付けトレー」に比べると使い勝手は悪いように思います。

ちなみに前述の通り、これはCDシリーズのみの仕様ですね。

ほかにもいろんなお話をうかがうことができたので、私としてはそれらを全部お伝えしたいところなんですが、そうするととんでもないボリュームになってしまいます。なので、以下、順番に、かなり内容を絞ってお伝えしたいと思います。

 

デスクライトがリニューアル

コイズミファニテックのLEDデスクライトは収納マンが絶対の自信を持ってオススメする「best of 学習用LEDライト」ですが、2015年度は品番が変わっています。しかし、パッと見た感じでは違いは分かりません。

何が変わったのかうかがったところ、左右のシェードの厚みが8mmほど薄くなっているそうです。

「だからナニ?」って話だと思われるかもしれませんが、シェードを薄くすることでデザイン性が良くなるというか、スリムになって見た目に野暮ったくなくなるということですね。

「じゃあ最初からそうすれば良かったんじゃない?」と思われるかもしれません。ただ、今までシェードに厚みがあったのは、無駄に厚みがあったわけではないのです。従来は光源の面にアールを持たせて光を拡散させるためにシェード下面の形状を板かまぼこ状にする必要があったのが、技術革新でより少ないアール形状で光を拡散できるようになったということです。これはスゴイことなんじゃないでしょうか。

 

「ビーノ」推しが鮮明に?

あとはですね、「BEENO(ビーノ)」のカタログでの掲載順位が2014年度と比べて格段にアップしてるんですね。2014年度は5番目だったところ、2015年度は2番目に上り詰めています。

「え?これは一体、どういうこと?収納マンがプッシュしてるから売れてるワケ?」などと勝手ながら思ったりしましたが(笑)、一応、ルームコーディネートをしやすいようにラインナップが充実しているシリーズから順番に掲載しているためということでした。

収納マンがBEENO(ビーノ)をプッシュする理由をごく簡単に言うと、

  • 質感が良い
  • 組み合わせが選べる
  • リビングに置いても違和感が少ない

ということですが、収納マンの解釈によると、消費者もほぼ同感であり、そのためにビーノが割りと好調に売れており、そのために年々ラインナップが充実していき、結果としてルームコーディネートがしやすい状況になったのではないかと思います。

本当は浜本工芸やカリモクの学習机が欲しいんだけど、高い。そんなところへコイズミのBEENO(ビーノ)に出くわすと、「あれ?これでも十分なんじゃない?同じように組み合わせも選べるし、値段も手頃だし。」みたいな。これがビーノが支持されている理由なんじゃないかなと思いますね。

天板昇降モデルも加わって、これはますます、「地味だけど、意外によく売れる人気&ロングセラーシリーズ」になっていくんじゃないでしょうか。

 

Liten(リトゥン)

コイズミファニテック・Liten(リトゥン)

出展:アスクル

2015年度のコイズミの学習机についてはもっとお話ししたいことが山ほどあるんですが、最後に一つだけ紹介させてください。

えーっと…コレは学習机ではないんですけど(苦笑)、基本的にオトナ女子をターゲットにした、ドレッサーのような、ミニデスクのような商品です。サイズがコンパクトで、品質の割りに値段が手頃。リビングや寝室の隅に置いても違和感のないデザイン。

その中でも特に強調したいのが、この価格の割りには品質が素晴らしいということです。昨年ご紹介しましたコイズミの書斎デスクWISE(ワイズ)も低価格な割りに品質が素晴らしいのですが、これもまったく同じようなことが言えるんですね。

オトナ女子的なものですから学習机としてはオススメしませんが、たとえば、小学校低学年の間はリビングの隅に置いておいて、受験勉強をする年頃になったら子供部屋に本気の学習机を買って、お下がりのこのデスクはお母さんが使う…なんていう展開はアリなんじゃないかなと思います。ですからまあ、そういう展開を考えてみたい方は、ぜひ書斎売場の隅でこの商品に触れてみてください♪

 

というわけで、かなり内容を絞ったつもりですが、結構長くなってしまいましたね(苦笑)

ともあれ、2015年度のコイズミの学習机は、とにかくランドセルハンガーがオススメ!これだけでもコイズミを選ぶ価値があるんじゃないでしょうか? (・∀<)

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