【収納あるある】 ダイニングテーブルが物置き台と化す

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ダイニングテーブルが物置台と化す

この記事は2013年7月31日時点の情報に基づいています(2024年1月24日一部更新)

ダイニングテーブルの上についついモノを置いてしまう。これってよくありますよね~。

程度はお宅によって実に様々で、
1/4程度が物置きとなってしまっているお宅、
半分程度が物置きとなっているお宅、
なんとか1~2人が座れる程度になっているお宅、
もはや単なる物置き台と化しているお宅、
さらに、椅子に座ることすらできないお宅もあります。

ダイニングテーブルに限らず、
キッチンとダイニングの間のカウンターや、
リビングテーブルでも同じようなことが
起こっているお宅もあるのですが、
特にダイニングテーブルが重要です。

言うまでもなく、ダイニングテーブルは本来食事をする場所であり、
モノを置く場所ではない
からですね。

しかし、多くの方はそれを理解しているのです。
ではなぜ、ダイニングテーブルが物置き化するのでしょう?

ダイニングテーブルが必要なくなった

事情は色々あるんですが、
テレビを見ながらリビングで食べるようになったり、
家族全員で揃って食べることがなくなったり、
忙しくて料理を作ることが減ってしまい、
テーブルに料理を並べる必要がなくなった、
などということがあります。

しかしまったく必要がなくなったわけでもなく、
お客様が来たときのことを考えれば必要だ、
けれども普段はモノを置く場所が足りないから
テーブルは物置きになっても仕方ない、
という具合に、優先順位が変わってしまったんですね。

ダイニングテーブルを物置きにしなければならないほど
収納スペースが足りない・・・というお宅はほぼない
のですが、
それほどスペースが足りないのであれば、
いっそダイニングテーブルを処分して、
代わりに収納家具を増やしたら
どうでしょうか?

ちなみに、私の家にもナオミの家にも、
ダイニングテーブルはありません

「あったら良いな。」と思うことは時々ありますが、
なくても特に困ることはありませんよ。

「あれも要る」「これも要る」と言うような、
八方美人の収納は難しいと思うのです。

忘れたら困るからついつい置いてしまう

冷蔵庫にプリント類を貼るのと同じことですが、
忘れないように目立つところに置いておく
という思考がはたらくことが多いようです。

また、足の踏み場もないような状態の場合は、
数少ない「安全地帯」であることも大きな理由でしょう。

ではそのように置いておけば本当に忘れないかというと、
むしろそのようには思えない
ことが多いように思います。
たくさん置いてしまうと埋もれてしまうし、
結局、そのような習慣がついているお宅は、
家族全員が同じような行動をするため、
家族それぞれのモノが入り混じってしまうのですね。

さらに、ダイニングテーブルがそのような状態になるお宅は、
キッチンからモノがどんどん進出してきていることも多く、
根本的にそこだけの問題ではないのです。

ですからダイニングテーブルの上を片づけようと思ったら、
キッチンなり、食器棚なり、まず周辺を片づけ
また家族でルールを決めてしっかり守っていく必要があります。

よく使うから置いてしまう

基本的には、よく使うモノは出しっぱなしでも良いと思います。
しかしその基準がちょっと難しいのですね。

たとえば爪切り。
職種によっては毎日ほど爪を切らないといけない人も
いるとは思いますが、それは非常に少ないです。
多くの方はせいぜい週に1回程度ではないでしょうか。

「ほぼ毎日使う」を「よく使う」と言うならともかく、
「週1回使うかどうか」を「よく使う」としてしまうと、
かなり多くのモノを出しっぱなしにせざるを得ず
ダイニングテーブルの上などは常にモノが山積みでも
仕方がないと言えるでしょう。

せめて、ダイニングに関係のないモノは他に移すなり、
近くのオープンラックに置くようにするなり、
対策を練るのが望ましいですね。

もちろん、「よく使う」という基準を厳しくすることが
もっとも良い解決方法
だと思いますが。

ちなみに、家の中のモノ全体で、
「よく使うモノ」は多くても10%、
「ほとんど使わないけれど重要なモノ」は10~20%程度、
「時々使う程度のモノ」は残り70~80%です。

不要品を溜めこんでしまいがちなお宅の場合は
相対的に「時々使う程度のモノ」の比率は下がりますが、
ハッキリ言えるのは、一般的には、
「時々使うモノ」が家の中のモノの大半なのです。

その使用頻度を高めに見積もってしまうと、
多くのモノが出しっぱなしになってしまう
というわけですね。

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