ソファーのリフォーム 「張り替え」ならぬ「塗り替え」(7)エピローグ

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この記事は2013年4月17日時点の情報に基づいています(2024年1月23日一部更新)

前回の続き

どんなものでも染められる「染めQ」とは言え、私の腕の問題もあり、ソファーのような広い面積で厚手の布にはあまり適していなかったようです。

 

あきらかな色ムラ ↓

色ムラが…

これは私の腕の問題が大きいと思います。

 

そして、消えないシミ・・・。

シミが…

布の表面は凸凹があるので浸透しないのでしょうか?

何度塗り重ねてもダメでした…。

 

また、塗った直後は色が付きます。

手がオレンジに…

手がオレンジに!

 

雑巾も!

水拭きしたら雑巾がオレンジに

これは色落ちしたんじゃなくて、布に接着しなかったナノサイズの塗料の粒子がホコリのように布に乗っかっていただけですね。

このように拭いてやればだいたいは取れますが、しばらくは服などに付かないように注意が必要です。

2024/01/23追記:この7年後に引っ越しをしたのですが、ソファーの背が当たっている壁紙やコンセントのプラグなどにオレンジ色が少し付いていました。

 

話は変わって、今回かかった費用のまとめ。

合計、21,838円…。

かかった時間は、のべ8時間程度…。

おとなしく、マルセ椅子製作所のソファーを買っておくべきだったでしょうか?

 

でもまあ、個人的にはあんまり満足していないんですが、思いのほか、家族は喜んでくれましたし、私自身、久しぶりにソファーを分解したりして楽しかったです(笑)

(分解して初めて気付きましたが、テクナ(朝日工業)は本当に丁寧で良い仕事をしていたと思います。そんなメーカーが消えてしまったことは本当に残念です。)

片づけのプロは今では五万といますが、ソファーのリフォームまでできる片づけのプロはおそらくあとにも先にも日本で私一人だけでしょう(笑)

 

今回の一連の記事を通してお伝えしたかったこと…

それは単に、ソファーのリフォームのハウツーでも、時間潰しのための読み物でもありません。

世の風潮は、「捨てる」ありきの収納術です。

「捨てる」ありきでは、私には古いソファーを処分する余地はありませんでした。

確かに、「捨てる」というのは手っ取り早い方法です。

もちろん、捨ててはじめて気づく人もいます。

しかし現実は、モノが増えたら捨てる、散らかったら捨てる、それを繰り返す人が圧倒的多数です。

それが「片づけ=捨てる」と認識されがちな所以です。

 

もちろん、私のようにソファーを修理しましょうとは言いません。

もし私がまた同じ状況に遭遇したら、今度は買い替えると思います(苦笑)

(もしくは張地を「塗り替える」のではなくちゃんと「張り替える」でしょう。)

 

でも私はまず、どんなモノでも修理してみようとします。

「私に合ったモノ」であればなおさらです。

そして、「私に合わないモノ」であれば買いません。

「私に合うモノ」が見つかるまでペンディング(保留)です。

 

もっと正確に言えば、私は「捨てる」ことを否定しているわけではありません。

しかし、「捨てるありきの片づけ」は非常にもったいない!

「捨てる」前に、もっとよく考えて欲しいのです。面倒臭いですが。

 

目の前のモノをよく観察し、自分自身や家族を見つめ直し、自分が本当にやりたいこと、本当に自分に合ったモノについて考え、現状に感謝し、将来に希望を持つ…

そういう機会を与えてくれるのが「片づけ」なのです。

 

だから、悩まずに「捨てる」から始めてしまうのはもったいない!

人それぞれ、やり方や考え方は違います。

だからマニュアル本では解決しないことが多いわけです。

面倒臭いけど、分かりにくいけど、自分で一生懸命考えるしかないのです。

 

しかしそれは、まったく人生と同じです。

どうすれば良いかは、本当のところは誰にも分からないのです。

 

ただひとつ言えるのは、どうせなら、あなた自身が望むようにすれば良いし、それはどんな困難があっても、必ず実現するということです。

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