賃貸の石膏ボード壁に温水洗浄便座(ウォシュレット)のリモコンを付ける方法

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この記事は2012年10月26日時点の情報に基づいています(2024年1月22日一部更新)
ウォシュレットはTOTOの登録商標です。今回取り付けるのは正しくはINAX(LIXIL)のシャワートイレのリモコンです。

先日、ウチの温水洗浄便座が壊れ、水がポタポタと漏れるようになりました。そこで、温水洗浄便座を買い換えようということになったんですが、最近は随分と安くなったものですね~。8年前に入居した時は普及品でも6万円以上したのが、最近では1万円台からあるようで…。義父が10数年前に購入した時は20万円近くしたそうです。

とは言え、せっかく買い換えるんだから、少しでも良い買い物をしようということで、もちろん自分で買ってきて自分で取り付けることに。便座の横に操作板が付いているやつじゃなくて、リモコン式のものを何とかつけてやろうと計画しました。

で、選んだ商品はコチラのINAX「シャワートイレCW-RV2-BN8 」。

【LIXILシャワートイレ】RVシリーズ|製品紹介
LIXILの温水洗浄便座、シャワートイレの製品紹介。RWシリーズ、RVシリーズ、RTシリーズ、RGシリーズについての詳細情報についてご紹介いたします。

便器がINAX製だったので…。他社製でも全然問題ないのですが、一応合わせてみました。

それと、リモコンを壁に取り付けるパーツ(ホルダー)が最近TOTOのウォシュレットを買い換えた義父宅のホルダーを見ると、どうも石膏ボード壁に石膏ボード用の留め具で取り付けるのはかなり難しそうに感じたもので…これなら大丈夫かなぁと思ったんです(ネットで施工説明書を見てパーツ形状を確認しました)。

ちなみにに余談ですけど…コレ、というか最近のは、節電性能もなかなかですね~。エコポイントの話がなかったのが不思議なくらいです。

 

さて、話を戻しまして、本来、温水洗浄便座のリモコンは石膏ボード壁でも取り付け可能です。ただし、その場合は壁に6~10mmの穴を開けて、アンカーを入れる必要があります。でも、一般的に賃貸住宅でそんなことをしたらヤバイです。

ですから、普通に石膏ボード用のアンカーを使うんじゃなくて、「かけまくり」みたいな、壁に大きな穴が残らないもので何とか取り付けることができないか、チャレンジしたかったのです。

その結果がこちら↓

before

施工前

after

賃貸の石膏ボード壁にウォシュレットのリモコンを取り付ける方法

右側写真(施工後)の左側をご覧ください。ちゃ~んとリモコンが取り付けできてるでしょう?

それでは、どうやってリモコンを取り付けたか、その方法をご紹介しましょう。

 

石膏ボード壁に温水洗浄便座のリモコンを付ける方法

マステでマーキング

マスキングテープを貼って取り付け位置をマーキング

まず、取り付け位置を決めます。基本的には便座に座って右側ですね。リモコンの赤外線の関係で。そこにマスキングテープを貼って印をつけます。

そして石膏ボード用の釘でリモコンホルダーを取り付けるわけですが、そのために今回使ったのはコチラの商品 ↓

「かけまくり」は頭の部分の厚みが結構あったので、今回はもうちょっと頭の部分の薄いコチラを使った次第です。

Jフックでホルダーを固定

リモコンホルダーを石膏ボード用の鋲で留めた状態

これでリモコンホルダーが取り付けできたわけですが、必ずしも万全というわけではありません。

無理やり押し込まなくともちゃんとリモコンがホルダーに収まりますが、リモコンの裏面にちょっとだけ擦り傷が付きます。

少しキズがつく

リモコン本体裏面のキズ

上写真がリモコン裏面の状態です。ほとんど分からない程度のキズですね。

 

何はともあれ、無事に賃貸住宅でもリモコン付き温水洗浄便座が取り付けできることが証明されました!

めでたしめでたし。

 

ペーパーホルダーの取り付け穴を使ってリモコンホルダーを取り付けできるパーツも販売されています。ただウチの場合はペーパーホルダーが便座の左側で、しかもペーパー2個+小物置きの付いた縦長のものでしたので、残念ながらこのパーツは使用不可能でした。
2024/01/22追記:今ならマステ+強力両面テープでホルダーを貼り付ける、もしくはPPシートをステープルで壁に固定してその上に強力両面テープでホルダーを貼るという方法なども考えられます。
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