収納マンmeetsスキットマン!キングジム「冷蔵庫ピタッとファイル」を使ってみた

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収納マンに宿敵あらわる!? Σ(゚Д゚)

その名も、スキットマン・冷蔵庫ピタッとファイル…!

左が冷蔵庫ピタッとファイルの「見開きポケットタイプ(2921)」、右が同じく「スライドポケットタイプ(2922)」です。

アマゾンで見ても違いがイマイチよく分からなかったので、「えいや!」と両方とも買ってしまいました(苦笑)

我が家の冷蔵庫で試してみましたので、今回はその使用感をレポートしたいと思います。

この記事は2013年12月11日時点の情報に基づいています(2024年1月25日一部更新)
2024/01/25追記:スライドポケットタイプは販売を終了した模様です。確かにこちらのほうが使いにくいと思います(詳しくは後述)。

 

我が家の冷蔵庫の様子(before)

冷蔵庫の左側面と正面(before)

で、こちらが我が家の冷蔵庫の様子(before)

デンキクラゲ画伯による、「コアラとクマ(とサケとリンゴ)」の絵はともかく、バウバウ松村氏でお馴染みの水道トラブルなんたらのマグネットとか、特に冷蔵庫の左側面は、我が目を疑うほどヒドイ有様です (;´д`)=3

まあそれはともかく、冷蔵庫から諸々を一旦すべて外し、要らないモノは除けてから、スキットマンを活用し、残りを整頓してみました。

 

スライドポケットタイプを冷蔵庫側面に

冷蔵庫の側面(after)

まずは左側面(after)。左側面は横のオープンラックに隠れる面積が広いので、上からクリアホルダーを引き出すタイプの、スライドポケットタイプを使用。

上から抜き挿し&見開き

スライドポケットタイプの4分割シートと見開きページのポケット

上写真左のように4分割となっているシートが1枚、上下2分割になっているシートが1枚、A4用紙が入るサイズが3枚の計5枚のシート。

それと上写真右のように見開くと、封書やB5用紙までの書類やメモを収めるのに良さそうな、ポケットが付いております。

また、閉じた状態の表面はホワイトボードになっており、ホワイトボードマーカーを立てるマグネット付きの組立式スタンドがオマケのようについております。

(今回は使用していません。また、マーカーは別売です。)

ハッキリ言って使いにくい

もうひとつのほうも同じことが言えるんですが、ハッキリ言いましょう。

これらは使い物にならない! ヽ(`д´;)/

収納マンの「使えない収納グッズ」トップクラスに入りそうです。

まず、基本的には一般的なクリアホルダーを束ねたファイルを、冷蔵庫に貼り付けられるような構造になっているわけですが、紙類を順番に入れていくのが非常に面倒臭い!めちゃぐちゃイライラします!

「片づけるぞ!」と一念発起して、クリアファイルに書類を一枚ずつ入れていった経験ってあります?クリアホルダーだったらシートに書類を挟む感じですが、クリアファイルの場合はシートがめくりにくくてイラッとしますよね、特に大量の書類だと。ちょうど、そんな感じです。

シートがファイルに固定されているから入れにくい

この場合もまったく同じことが言えます。

そもそもです。なぜ冷蔵庫にこういう紙片を貼り付けるかというと、忘れたり紛失したりしないようにするためでしょう?

それが、ファイルに収めてしまうと、見えなくなります。見た目は少し良くなるかもしれませんが、当初の目的を逸脱してしまうので、「こんなにイラッとするなら、(紙片を)捨てちゃったほうが早い!」なんて思ってしまうのです。

そこまで面倒なことをしてまで、丁寧に保管する意義が感じられません。私なら、隣のオープンラックに、クリアホルダーに書類を挟んで収納するほうがよっぽどマシです。

さらにさらに…こちらは上にシートを引き出すタイプなんですが、背が低い妻が使うには、結構低い位置にしかセットできません。身長155cm程度の場合、スキットマンの下部は、床から90cm以下の場所となります。

そうすると当然、ホワイトボードとしては低すぎるし、逆にそうならないようにちょっと高い位置に取り付けると、中に収めた書類を出し入れするには高すぎる、ということになります。取り付け位置は限られるし、見た目のバランスも悪いのです。

最近主流の冷蔵庫は扉や引出で前面が細かく分割されているので、スライドポケットタイプの場合は、あまりファミリー向けとは言えませんかなり取り付け位置に困ることになるでしょう(単身者用のコンパクトな冷蔵庫などなら良いかもしれませんが)。

 

見開きポケットタイプを冷蔵庫正面に

冷蔵庫正面には見開きタイプを使用(afte)

続きまして、正面(after)見開きポケットタイプを使用しました。

左が、スキットマンを閉じた状態、右が、開いた状態です。先ほどのスライドタイプと同様、開いた表紙はマグネットで固定可能。

こちらもスライドタイプと同様に紙片を収め辛いです

あと、冷蔵庫の正面はこういった書類などのポールポジションですが、やはり非常に頻繁にチェックすべき重要なものが貼られているわけです。ファイルの中に入れてしまって差し支えない程度のものなら、いっそのこと、他の場所に収納したほうがよろしい。

そして何より腹立たしいのは、非常に不細工!写真で見ると平面的に見えると思いますが、259×323mmと結構大きい上に、厚みが19mmもあるので、なかなかのボリューム感です。

アマゾンでの評価が割りと高かったのでちょっと期待したんですが、これは絶対にオススメできない商品ですね。これなら、必要な枚数のクリアホルダーに書類を挟んで、マグネット付きのクリップでまとめたほうが、コスト的にも使い勝手の面でも見た目の面でも良さそうです。

 

あと、横型がないのも問題ですね。唯一この商品の価値を感じるとしたら、ホワイトボードが必要なお宅くらいでしょうか(それとて、ホワイトボードとしての耐久性に疑問あり)。

そんなわけで、スキットマンならぬ、イラットマンでした (´Д`;)

7年後の続編

同じくキングジムから吸盤式の「ハルファイル」が発売されたので試してみました。

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