最近ニトリに行くとキッチン収納用品コーナーに並んでいる、リッチェルの「トトノ・引き出し用」シリーズ。
リッチェルは水切りマットなどでお馴染みの家庭用品メーカーです。「トトノ・引き出し用」シリーズは鍋フライパンスタンド以外にも、引出しを仕切る箱状のものなど全15アイテムが揃います。
一方、機を同じくしてホームセンターなどで展開している、天馬の「ファビエ・キッチンワイヤー」シリーズ。
天馬は引出式衣装ケース「フィッツ」シリーズなどで有名な樹脂成型大手です。「ファビエ」は天馬のキッチン収納用品のブランドですが、スチールワイヤー製の商品を出してきたのは意外でした。こちらは引出し用以外にも吊戸棚用など全部で37アイテムがあります。
いずれもなかなか魅力的な商品だと思うのですが、特筆すべきは天馬のファビエ・キッチンワイヤーシリーズ。自動車のバンパーやバイクのカウルなどの樹脂成型部品を手掛ける天馬が、スチール系を手掛けるなんて無謀だと思っていました。しかし、これが意外にも非常にシッカリしていて見た目も高級感があるのです。
しかも、これだけの出来栄えなのに、いずれも割りとお手頃価格。中でも収納マンが興味を引いたのは「スタッキングバスケット(S/M/L)」です。
Lの上にS、Lの上にMを重ねることもできます。もっとも、コンロ下で使うとしたら、LにSを重ねることはできても、LにMを重ねた状態で使うことはまず不可能ですが。ともあれ、用途を選ばず、キッチン以外でも様々なシーンで活用することができそうです。
実際問題として、特にシンク下はシステムキッチンによってサイズが異なるうえ、収めたいモノもご家庭によって意外とマチマチです。そのため、こういう商品はジックリ検討して購入する必要があります。
選択肢がたくさんあることは消費者にとって嬉しいことです。どちらの商品も機会があれば実際に触ってご覧ください。
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