スチールワイヤーシェルフの互換性(4)棚板(ワイヤーシェルフ、ウッドシェルフなど)

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エレクター ベーシックシリーズ ポール 1400mm ステンレス (2本入) B54PS2

この記事は2012年6月13日時点の情報に基づいています(2024年1月20日一部更新)

スチールワイヤーシェルフの互換性(2)でもお伝えした通り、基本的にサイズさえ合えば、異なるメーカーのポールと棚板を組み合わせることは可能です。

しかし実際のところ、例えば幅900×450mmを目安に各社の棚板のサイズを比較すると、

・・・となっており、ドウシシャとコーナンはやっぱりサイズが同じで、実際にコーナンのほうを見ると、一部廃番となったサイズはルミナスのシェルフが使用可能と書いてあることからも、非常に互換性が高いと言うか、やっぱり同じメーカーが作ってるんじゃないかと思いますね。

2024/01/20追記:コーナンのワイヤーラックがLIFELEXブランドになって以降はドウシシャ製です(2024年1月現在も)。

 

一方、アイリスオーヤマ、山善、ニトリもサイズが同じです。
しかし、このサイズだけ見ると問題ないように見えるものの、山善のメタルシェルフの幅610奥行460タイプを見ると表示寸法の奥行が455mmとなっており、かなり怪しい感じです。
(おそらく、正確には奥行455mmで統一されているはず)
実物で検証してみれば良いんでしょうが、残念ながらそこまではできておりません。

また、やっぱり、エレクターは独立独歩ですね。
他とはサイズが一致しません。

つまるところ、「あと1枚、棚板を追加したいわ~。」とか、「よそのメーカーのウッドシェルフを付けたいわ~。」などと思っても、ルミナスラックとコーナンLIFELEXの組み合わせを除いては、基本的には互換性がないのであきらめるしかないというのが現状です。

もしくはダメモトでチャレンジしてみるか…。
とにかく、キチンとサイズを測ってみることですね。

メーカーが分からない場合も同様ですが、棚板1枚が3,000円前後することを考えると、一方でコーナンのLIFELEXの幅910mm奥行460mm高さ1780mm 5段が今日現在、特価で4,980→3,780円ということなどを考えると、ハッキリ言って買い替えたほうが安いです。
(だいたい最近はこのくらいのサイズで5,000円切っていれば安いほう。メタルラックやルミナスラックだと1万円前後が目安。)

メーカーが分からないような商品はハッキリ言って低級品で、表面に防錆加工も施されていませんから、数年も使用していればサビが出たり、表面がザラザラになっているはず。
安いのをまた買ってもまた同じようにそうなりますので、御三家(メタルラック、ルミナスラック、ホームエレクター)に買い替えるか、「まあ使い捨てで良いや。」って感じで安いセット品に買い替えるほうが、手間もコストも、見栄えの面でも、良いと思います。

なお、コの字バー、ワイヤーバー(サイドバー)などのサイズも基本的には上記検証結果に準じます。

すべてポール(ポスト・支柱)径25mmタイプを対象としています(ポール径19mmや12.7mmなどは対象としていません)。
2012年にこの記事を執筆した当時は、ドウシシャ、アイリスオーヤマ、エレクターの御三家とその他が群雄割拠していました。しかしながら、10年以上を経て、ドウシシャの一人勝ち状態となっています。ホームセンター各社でも圧倒的にドウシシャのシェアが高い状況です。
よって、これから購入するなら、ルミナスラックを軸に検討するのが良いと思います。ほかは数年後にパーツを追加できるか怪しいからです。コストを抑えたい場合は廉価版のルミナス互換ラックがオススメです。
圧倒的シェアNo.1で安心

メタルラック(アイリスオーヤマ)

スチールラックCUSTOM(ニトリ)

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