スチールワイヤーシェルフの互換性(2)でもお伝えした通り、基本的にサイズさえ合えば、異なるメーカーのポールと棚板を組み合わせることは可能です。
しかし実際のところ、例えば幅900×450mmを目安に各社の棚板のサイズを比較すると、
- メタルラック(アイリスオーヤマ)は910×460
- ルミナスラック(ドウシシャ)は915×460
- ホームエレクター(エレクター)は900×450
- メタルシェルフSR(山善・YAMAZEN)は910×460
- LIFELEX(コーナン)は915×460
- スチールシェルフCMS(ニトリ)は910×460
・・・となっており、ドウシシャとコーナンはやっぱりサイズが同じで、実際にコーナンのほうを見ると、一部廃番となったサイズはルミナスのシェルフが使用可能と書いてあることからも、非常に互換性が高いと言うか、やっぱり同じメーカーが作ってるんじゃないかと思いますね。
一方、アイリスオーヤマ、山善、ニトリもサイズが同じです。
しかし、このサイズだけ見ると問題ないように見えるものの、山善のメタルシェルフの幅610奥行460タイプを見ると表示寸法の奥行が455mmとなっており、かなり怪しい感じです。
(おそらく、正確には奥行455mmで統一されているはず)
実物で検証してみれば良いんでしょうが、残念ながらそこまではできておりません。
また、やっぱり、エレクターは独立独歩ですね。
他とはサイズが一致しません。
つまるところ、「あと1枚、棚板を追加したいわ~。」とか、「よそのメーカーのウッドシェルフを付けたいわ~。」などと思っても、ルミナスラックとコーナンLIFELEXの組み合わせを除いては、基本的には互換性がないのであきらめるしかないというのが現状です。
もしくはダメモトでチャレンジしてみるか…。
とにかく、キチンとサイズを測ってみることですね。
メーカーが分からない場合も同様ですが、棚板1枚が3,000円前後することを考えると、一方でコーナンのLIFELEXの幅910mm奥行460mm高さ1780mm 5段が今日現在、特価で4,980→3,780円ということなどを考えると、ハッキリ言って買い替えたほうが安いです。
(だいたい最近はこのくらいのサイズで5,000円切っていれば安いほう。メタルラックやルミナスラックだと1万円前後が目安。)
メーカーが分からないような商品はハッキリ言って低級品で、表面に防錆加工も施されていませんから、数年も使用していればサビが出たり、表面がザラザラになっているはず。
安いのをまた買ってもまた同じようにそうなりますので、御三家(メタルラック、ルミナスラック、ホームエレクター)に買い替えるか、「まあ使い捨てで良いや。」って感じで安いセット品に買い替えるほうが、手間もコストも、見栄えの面でも、良いと思います。
なお、コの字バー、ワイヤーバー(サイドバー)などのサイズも基本的には上記検証結果に準じます。
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