今回は机の引出しやレターケースなど、浅い引出しの仕切り方について説明します。
基本は100均の滑り止めシート+プラ箱
引出しの仕切り方でもっともオーソドックスなのは、100均の「滑り止めシート」を引出しの内側に敷き詰めて、その上に収めたいモノの大きさに合った100均のプラ箱を並べる方法です。
プラ箱は引出しの大きさに合わせるのではなく、収納するモノの大きさに合わせることが大切です。そうすればプラ箱をすき間なく敷き詰めなくても、余ったスペースに適当なモノを収めやすくなります。滑り止めシートのおかげでプラ箱が滑らないからです。
より高度な仕切り方
どうしても寸法の合うプラボックスが見つからない場合や、すき間なくもう少し複雑に仕切りたい場合は上写真のようなものを使って仕切ります。
上写真左は「クロス下地コーナー材」と言い、本来は壁のコーナー部に壁紙の下地材として使用するものです。長さ2500mmで150円と安いですが、薄いため強度は高くありません。
上写真右は「塩ビジョイナーLアングル」で、同じく壁のコーナー部分の表面材として使用するものです。長さ1820mmで249円と安く、厚手でそれなりに強度もあります。ただ、ノコギリで切る必要があり、加工性は良いとは言えません(クロス下地コーナー材はハサミでもカット可能)。
いずれも、ホームセンターのDIYコーナーに置いてあります。
両面テープで引出しの底板に貼る
先ほどのL字アングル状のものを引出の大きさに合わせてカットしたら、底板に両面テープで貼り付けます。たったこれだけで無駄なく仕切れるのですから簡単です。
なお、前述の通り、クロス下地コーナー材のほうが軟らかいのでハサミでカットしやすいです。また複雑に仕切る場合は薄いので重なってもあまり問題ありません。
一方、塩ビジョイナーLアングルのほうは硬いので、ハサミではなくノコギリでカットしたほうが良いです。そこは面倒ですが、より自立安定しやすいというメリットもあります。
スチールデスクにはマグネット式
スチール製の引出しの場合は、マグネット式の仕切り板を使うのも良いでしょう。ダイソーにて税別100円で購入できます。
ちなみに、透明のアクリル製なのでカットはしにくいです。写真は高さ25mmの4枚組ですが、高さ60mmの3枚組というのもあります。
いかがだったでしょうか。引出しの仕切り方は基本さえ押さえておけば簡単です。また、最近は100円ショップでも仕切りグッズが各種販売されていますので、下記をご参考にいろいろ試していただければと思います。
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