2015年度のマルニ木工の学習机の
ネットショップでの取り扱いが一向に始まりません。
おそらくはメーカー側からの圧力があるのでしょう。
いや、正確に言うと、楽天市場での取扱店舗は一応あるのですが、
正規の販売店ではない可能性が高いお店が占めているのが現状です。
カリモク、浜本工芸、飛騨産業、マルニあたりの
いわゆるブランドメーカーは正規の販売店ではないのに
そのように表示しているケースが多々あります。
むしろ、楽天市場内に限らずネットではそういう店のほうが多いです。
(言い換えると、一部メーカーは事実上ネットでの販売を規制しています)
話がちょっと逸れますが、先日、カリモクを取材したときに、
当ブログからリンクした楽天市場のお店で、
「カリモクと国産家具専門店○○○○」という店舗名のところが、
実はカリモクの正規販売店ではないとの指摘を受けました。
何でも屋ではなくて、一応ちゃんとした家具屋さんなんですけど、
店舗名に堂々と「カリモク」と書いてあるにもかかわらず、
正規販売店ではないという驚きの実態!
(商標権侵害にあたらないのでしょうか?不思議です。)
単に店の信用を上げるためなのか、
カリモクというブランドで客を釣ろうとしているのか、
商品が本当に送られてくるのか、
はたまた問屋から卸してもらってくるのか分かりませんが、
こういうこともありますので、基本的にはネットショップでは、
大手家具メーカーの商品は買わないほうが良いですね。
今回のマルニに限らず、当サイトからリンクしているお店は、
一応、家具店を営んでいるまともそうなところを選んでますが、
必ずしも正規販売店かどうかの確認は取れていません。
その点は悪しからずご了承ください。
(少なくとも今回は非正規と思われるお店のリンクを含んでおります)
ちなみに、当ブログから楽天市場へリンクしているのは、
商品画像や商品情報を引用するためです。
メーカーから直接、画像や情報をお借りするのが
もっとも信頼できる方法なのですが、
そうするとあまりこちらの好き勝手に書けない上に、
確認作業に時間が掛かりすぎるために、
あえて楽天市場の広告スキームを利用させていただいております。
その点もご了承いただいたうえで、
できるだけ家具はお近くの家具店でお買い求めくださいませ。
さて、本題とは関係ない話を長々としてしまいましたが、
2015年度のマルニ木工の学習机に話を戻しましょう。
2015年度のマルニは、前年度に比べると何だか微妙な動きです。
カリモクで一番人気のボナシェルタを意識したのか、
別に何の変化もないフレンディ・スマートをトップに持ってきたり、
フレンディ・キューブ2の色が変わってキューブ3になったり、
フレンディ・メモリーの色と材質が変わってメモリー2になったり、
フレンディ・バードがツートンカラーではなくなってバード2になったり。
まあ毎年、こんなことばっかりやってますが。
新商品は1つ、Friendry Porch2(フレンディ・ポーチ2)ですね。
ポーチ1なんて見たことないんですけど(笑)、
昨年度までにどこかで地域オリジナルとして扱っていたんでしょうか?
マルニは以前にもこういうことがありましたね。
本当にマルニは”不思議ちゃん”な会社です。
まあそれはともかく、カリモクのピュアナチュールを意識したんでしょうが、
私にはむしろ同じく中国製のヒカリサンデスクのロイスに
近いデザインかなぁと思ったりもしますが。
天板突板なので、比較的手頃な値段なのは良いですね。
なお、2015年度のマルニはお値段据え置きのものもありますが、
だいたい2~8%程度の値上げとなっています。
マルニは経営が傾いて家電大手のエディオン傘下になってからは、
本当によく分からない感じになっちゃって、
家具店の店頭からも続々と消えていくし、
ネットショップでも見かけなくなってますが、
中国産と割り切れば品質は決して悪くなく、
カリモクや浜本工芸にはちょっと手が届かないという方や、
アクタスでの購入を検討するような方には、
お値段がまあまあお手頃ですので、その点ではオススメかなとは思います。
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コメント
現在、来年入学に向けて検討しています。
超理想:浜本No7
理想:浜本No87
現実:ビーノ プレミアム
こんな感じで、予算的にビーノに落ち着きそうです。
ビーノ プレミアムは大塚のオリジナルらしく
天板がナラハギということで、魅力的に思っています。
せっかくなら国産とも思いますが、実際のところ
中国産との品質違いは分かるものなのでしょうか。
学習机検討中さま
私の今までの表現が拙かったとは思いますが、国産と中国産というだけで品質の違いは一概には言えません。国産でも雑な作りのものはあります。
私はIDC大塚家具オリジナルのビーノ・プレミアムを見たことはないのですが、他のコイズミのナラ無垢天板や引出の作りなどを見る限り、浜本工芸のそれらとはかなり品質が違うと思います。
ナラに限らず木というものは製材・加工の工程数でまったく品質の異なるものに仕上がります。実際のところコイズミがそこにどれくらいの手間暇をかけているかは分かりませんが、浜本工芸やカリモクに比べると省略されていると思います。
また一口にナラと言っても等級はピンキリです。木目を見る限り、浜本工芸のナラは等級が高く、コイズミは相当低いと思われます。
あとはやっぱり全体の仕上がりレベルですが、引出を比べれば一目瞭然でしょう。浜本工芸の場合は金属のレールなどなくても驚くほどスムーズに開閉できますし、底板も頑丈、素材である桐もとても丁寧に仕上げられており端が毛羽立っていることもありません。
他にも色々と違いはあるかと思いますが、主だったところは以上かなと思います。コイズミももちろん良い品であることは間違いありませんが、浜本工芸のものはその価格以上の価値があると思いますので、もし理想が叶うようでしたら是非にオススメします!
非常に参考になるご意見ありがとうございます。
現物を見ると、浜本さん良いんですよね。
分かってはいるつもりですが、ビーノだと
椅子、ライトを入れても、それなりの金額で収まり
迷うポイントになります。
子供は机に興味がなく、親が必死になっていますが
大きくなった時に良いモノ買ったと言える
選択をしたいと思います。
学習机検討中さま
確かに浜本工芸は高いです^^;私も一番安いやつですが清水の舞台から飛び降りるつもりで購入しました(苦笑)
また我が子も同じように机そのものにはあまり興味がなかったようで、もっぱらデスクマットのほうに興味があったようで、幸か不幸かすんなりと決まりました。
本人は今もってどこがどう良いのか分かっていないようですが、どこで聞いてきたのか、「皇族の人が使っているのと一緒!?」と言ってえらく驚いておりましたが。私としてはそれでちょっと満足です^^;
でも正直言って、コイズミやイトーキも大好きです。それぞれ担当者とお話しさせていただく機会を得まして、学習机にかける想いというか、その先にある子供の笑顔や親御さんの想いというところへの情熱というか、そこがスゴイなと思いました。ものすごく共感できるところが大きいですし、その結果生まれた商品はいずれも素晴らしいものだとつくづく感心します。
結局はメーカーにしろ、親にしろ、「想い」だと思うんです。豪勢な料理をいただくよりもお母さんの手作り料理のほうがありがたかったりするじゃないですか。子供のうちは分からないかもしれませんが、いつかきっと分かってくれると思います^^
以上、最近になってようやく両親のありがたみを覚えるようになった収納マンの戯言でした(爆)
色々と参考になる意見ありがとうございました。
結論としては
浜本No7
を購入しました。
かなり無理した感はありますが(笑)
これまた、将来良い買い物をしたと
言えればと思っています。
とりあえず、次男の時が心配です。
※金銭面…
ありがとうございました。
学習机検討中さま
おお~っ!とうとう買ってしまわれたのですね~!超理想の浜本No.07デスク!
確かに2人分と考えると余計に懐が痛いところですが、単なる道具ではない、本物を持つ喜びがあると思います。
ウチは娘が4年生ですので、もう買ってから5年近く経ちますが、昨夜も帰ってきてから机を眺めて満足に浸っておりました(笑)
これからお子さんの良き相棒となって、素敵な思い出を刻んでいっていただければと思います^^
嬉しいご報告をありがとうございました♪