斜め上すぎる!?2015年度のオカムラ(岡村製作所)の新作学習机は「クリロ」

2015年度のオカムラは、2014年度に最大30%も値上げしたのに、
性懲りもせず、さらに10%前後の値上げ!
庶民が値上げラッシュに苦しむ中、
ここには「企業努力」という言葉があるのかと思いましたが、
よくよく考えてみれば、オカムラは東証一部上場の2000億円企業
株主に利益をもたらすことが至上命題なのであって、
学習机で利益が出せなければ、
先にイチ抜けしたコクヨのように撤退すれば良いだけのこと。
グループ全体の売上規模で見れば、
学習机の売上なんて○○○○(※自主規制)みたいなもんですからね(笑)
ちなみに学習机最大手のコイズミファニテックですら年商は70億円強。
イトーキは東証一部上場で年商1000億円ありますが、学習机なんて、
オフィス関連セグメントの中で「その他」に分類される事業規模。
くろがね工作所の場合は東証二部上場で年商100億円くらいですから、
ここなんかは学習机の売上減は死活問題になるでしょうけど。
まあそんなわけで学習机の売上で100億円ある会社はないですし、
そもそも家庭用家具メーカーで年商100億円あったら大手の部類ですからね。
世間一般から見たらいわゆる中小企業ばかりです。
まあそれはさておき、2015年度のオカムラの学習机を見ていきましょう。
基本的に看板商品であるpierna(ピエルナ)シリーズには
値上げ以外の変化はありません。

これで実売価7万円台から。以前は6万円くらいでしたし、
他社商品と比べても、ちょっと手が出にくい値段ですね(苦笑)
でもさすがは上場企業。
ピエルナの停滞を手をこまねいて見ているだけじゃありません。
斜め上をいく新商品を出してきています。

リビングに置くのに最適な省スペースモデル(※オカムラ基準)、
スマートパッケージデスク・krilo(クリロ)
早い話がライティングデスクの一種ですよね。
フタが開いてデスクになるんじゃなくて、
デスクが手前に引き出せるビルトイン形状という感じの。
コンセプトは決して悪くないと思うんですが、
リビングに置くという前提の商品を敢えてオカムラが出してきたことに、
業界関係者も驚きと戸惑いを隠せない、という感じです。
だって、オカムラですよ。
全部が転写MDF合板、つまりMDF合板に木目を印刷した、
質実剛健な素材なわけですよ。
リビングに置くならやっぱり見た目は少なからず気になるわけで、
いくらコンセプトが買い手のニーズに合っていたとしても、
この見た目の感じはちょっと買うのを躊躇してしまいますあせあせ
これでデスクライト別売で実売価が7万円台からですからね。
LEDデスクライト付きのイトーキのライティングデスクが
6.5万円程度からということを考えると、ちょっと厳しい感じです。
まあ、イトーキのも決して見栄えは良くないですけどね。
最後に、収納マンが例年、ちょっとだけ注目しているのがRaum(ラウム)

これ、意外と競合する商品が見当たらないんですよね。
いわゆるカラーデスクで、ブックエンド付きのシンプルなデスク。
残念ながらオカムラグレードなので品質的にはオススメしませんが(笑)
おまけに、2015年度は蛍光灯デスクライトが別売になってのお値段据え置き。
(冷静に考えるとものすごい値上げ率(約30%)ですが・・・)
実売価5万円前後からで、カラー前板付けて、LEDデスクライト付けたら、
他社商品と比べて価格競争力はまったくありませんが、
ちょっと目を引く感じなのは事実です。
オカムラはどこを見ても展示台数が減っている感じだし、
おまけにこれだけ値上げすると価格の面でかなり厳しいです。
ピエルナのブランド力という神通力ももう通用しないし・・・。
金持ちの道楽感覚ででも事業が継続できれば良いですが、
あれだけブランド力があったコクヨのように、
学習机市場から撤退してしまうんじゃないかと心配です。

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