日本フクラ(HUKLA)大阪ショールームに突撃取材して参りました(゚∀゚) -2-

前回からの続き)
今回お話を伺ったのは日本フクラ・大阪営業所のM所長です。
どうぞよろしくお願いします<(_ _)>
日本フクラ大阪ショールーム内

フクラって、もともとドイツの会社ですか?

(M所長)
フクラ(HUKLA)はドイツのヒューゴ=クラウスナー(Hugo Klaussner)が
興したメーカーで、彼の名前がブランド名の由来です。
日本フクラは昨年で40周年を迎えましたが、
設立当時はドイツ・フクラと井上護謨工業(現・イノアックコーポレーション)、
百貨店の松坂屋の合弁で、
5年ほど前にドイツ・フクラから株式を取得し、
イノアックコーポレーションの完全子会社となりました。
現在の親会社であるイノアックコーポレーションは
日本のウレタンメーカーのパイオニア
で、
イノアックのウレタンは家具はもちろん、
自動車、住宅建材、生活用品全般に至るまで様々な製品に使われており、
そういったウレタンのノウハウが弊社製品に活かされています。
創業当時はドイツ・フクラのライセンス生産という形で、
ドイツ・フクラと基本的には同じ製品を扱っていたのですが、
設立から5年後くらいから日本独自の商品を開発するようになり、
現在ではすべて日本オリジナルの商品となっています。

日本ではドイツのソファーが受け入れられなかった?

(M所長)
当時の日本は応接セットとしてソファーを購入する傾向が強く、
家の中でも土足で過ごし、休憩する場所としてソファーを使うヨーロッパとは、
そもそもソファーに対して求められるものが違ったのです。
そのような事情もあって設立当初は売上が芳しくなく、
創業者のヒューゴ=クラウスナーから、
"WOHNKULTUR(ヴォーンクルトゥア)"という助言を受けました。
これは「家具は、生活文化」という意味であり、
弊社の基本理念となっているのですが、
「その地域によって家具に求められるものは違うのだから、
 日本では日本人に合った家具をお作りなさい。」という助言でした。
ですからその後、現在に至るまで、
椅子作りのノウハウはドイツ仕込みながら、
日本人の生活習慣や好みに合わせてソファーを作っています。
日本フクラのソファーは「ドイツ生まれの日本育ち」のソファーなのです。

でもなんだか以前より大きくなってません?

shuno_man私がフクラのソファーに触れる機会が多かった10年ちょっと前は
 日本のライフスタイルに合わせたためかコンパクトでしたが、
 ここに展示されているものは大きなものが多いようです。
 色もちょっと地味というか、シックになっている感じがします。
(M所長)
先ほど日本人は元々リビングでくつろぐためにソファを買っていない
というようなお話をしましたが、
ようやく日本でもヨーロッパ式の使い方をされる方が増えてきて、
以前とは「座り方が変わってきている」のだと私は認識しています。
ソファーを持っている方にお話をうかがうと、
床に直に座ってソファーの座面の前にもたれ掛かっていたり、
ソファーの上で男性ならあぐらをかき、女性なら体育座り、
ということが多いのですが、それはそのソファーが良くないのですね。
弊社にはもちろんコンパクトなソファーもあり、
変わらずご愛顧いただいておりますが、
それよりも大きなソファーは現在の日本人のライフスタイルに合わせて、
ソファーの上で、畳の上でくつろぐような自由な体勢で、
座っていただけるようになっています。
フクラ・ヴァリアント
張地の色については、基本的にはお客様の好みに合わせて変えていっています。
むしろ一時よりは柄物も増え、バリエーションは相変わらず多いですよ。

座り心地もちょっと軟らかくなりました?

(M所長)
座り方が変わってきていますからね。
商品によってはそのように感じられるかもしれません。
基本的に弊社のソファーはソフトタイプとハードタイプから
お好みで硬さを選んでいただけるようになっています。
ただ、一般の方が思われるほどソフトタイプは軟らかくありません。
実際、「あれ?全然やわらかくないよ?」とおっしゃるお客様もいます。
弊社の親会社は日本最大級のウレタンメーカーですので、
かなりきめ細かで、かつ大胆なウレタンの使用が可能です。
これほど贅沢にウレタンを使っているメーカーはほぼないと思います。
フクラの多層ウレタン
軟らかいか硬いかを決定づけるのは、実はウレタンそのものではありません
普通なら軟らかいソファーには軟らかいウレタンを使い、
硬いソファーなら硬いウレタンを使うのですが、
弊社では幾重にも重ねたウレタンや羽毛を使用することで、
ソフトに、またはハードに、「感じさせる」ように作っています。
これはつまりどういうことかと申しますと、
ソファーにお尻や背中が接してから一定のところで落ち着くまでの時間が
長ければ長いほど軟らかく感じ、逆に短ければ短いほど硬く感じるのです。
そういう座った際の時間差、初期感覚を重要視しています。
shuno_manなるほど!沈み込むくらいに軟らかい場合は確かに理論上、
 ソファーに接してから完全にソファーに体を預けた状態になるまで、
 掛かる時間が長くなるわけですもんね!
 このお話、まるで最近の自動車メーカーのアクセルを踏んだ際の
 エンジンの鼓動が伝わるタイミングの味付けみたいですね!
 ソファーにこんなにふんだんに、
 しかも何種類ものウレタンを使っているのは初めて見ましたが、
 それよりも座り心地をここまで緻密に計算しているとは、感服しました!
まだまだ話は続きます。次回!お楽しみに! (・∀<)

スポンサーリンク

シェアする

フォローする

スポンサーリンク