収納家具は、見た目で選ぶなら幅広のものを、合理性で選ぶなら幅狭のものを

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引越や模様替えに際しては収納家具の購入について
ご相談いただくことが多くなります。
「どんな家具を選べば良いの?」ということですが、
まず考えなければならないのが、
「何を入れたいか?」「どういう風に収納したいか?」ということです。
いくらデザインの良い家具を買ったところで、
そこからモノが溢れてしまっては良い家具も良く見えません
たとえばテレビボードを購入するとしましょう。
テレビ本体はもちろん、レコーダーやチューナー、ゲーム機などを収めます。

見た目だけならこんな感じでも全然良いのですが、
やはりテレビボード周りにはDVDやゲームソフト、
ついでに雑誌や日用品なども置きたくなるものです。
そんなときはやっぱり、引出があったほうが良いですね。
棚の場合は固定棚よりも可動棚があったほうが良い。
もちろん、見た目にはパッとしなくなりますが。
また、最近はテレビが当たり前のように大型化していますので、
必然的にテレビボードも大型のものが必要になります。
だいたい、テレビの幅に対してテレビボードは
1.5倍以上の長さはあったほうが見た目には良い
です。

ほら。良い家具であっても、これではなんだか、
「忙しい」感じになっちゃって良く見えないでしょ?
ただ一方で、幅の広い家具というのは、置き場所が限定されます。
テレビボードの場合はそもそも置き場所に自由度がないのですが、
そのほかのサイドボードなどは模様替えの可能性もあります。
将来的に引越を考える余地がある場合は、
せっかく買った家具が引越先で使えない可能性があることも
覚悟しておく必要があります。
そういう合理的なことを考えるなら、
基本的に収納家具は幅90cm以下が望ましいですね。
もっとも、インテリアを語るなら、合理性なんて考えちゃダメなんですけどね。
インテリア性と合理性(機能性)は基本的に反比例するのです。
私はついつい合理性について考えてしまうので、
インテリアコーディネーターとしてはダメですね f(´-`;)

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