「断捨離」してきれいに片づいた家は子供の意欲を下げる

先日の「日経ビジネスオンライン」で興味深い記事がありました。
"高層マンション育ちの子供が「伸びない」理由
 ネガティブ思考の大人は、図形問題を解こう"
(2014年1月24日)

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プロ家庭教師・西村則康氏のお話なのですが、その中で、
"部屋は適当に散らかしておくのがよい"
"無目的に、きれいさっぱり片づけて何も表に出ていないような状態、
 というのがよくありません。
 目的を持って片づけられているのはいいんです。
 例えば、お父さんの趣味を中心に片づけてあるとか、
 子供に必要なものを中心に片づけてある、などです。
 それと、いわゆる「断捨離」は、子供の発達にとってはよくないと思います。
 捨ててさっぱりする大人にとってはいいんですが、
 断捨離された空間というのは子供にとって刺激がなさすぎる。
 子供というのは過剰なものに反応するんです。
 本棚からあふれてしまってる本とか、
 道具箱からあふれてしまってるものに子供は興味を持つんです。"

とおっしゃっています。
これは私もまったく同感です。
片づけはまず目的を持ってしなければなりません
その目的とは単に見た目を美しくするというだけではなく、
家事動線を短くするとか、モノの管理を楽にするとか、そういうことです。
過剰な便利は良くないですが、不便を強いるのも良くないのです。
行き過ぎたダイエットは良くない、ということにも似ているかもしれません。
それと、「断捨離」自体は一概に悪いことではないですが、
子供に価値観を無理強いしてはいけません
親がそれをして子供もそのほうが良いと思えばそうするでしょうし、
そう思わないようであれば気付いてもらえるまで待つことも必要です。
子供がコレクションしている紙切れや工作・・・
大人にとってはゴミ以外の何物でもありませんが、
子供にとっては大切な宝物です。
子供は親が言う通りにはしません
親がやる通りにするものです
親がいくら片づけているつもりでも、
他人が見たらそのように見えないこともあります。
そんなとき、その親は、
「私はいいの。ちゃんと分かっているから。」
と言うのですが、やっぱり子供はそんな親に反発します。
目的を持って片づける
家族と言えどもお互いの価値観を理解し、押し付けない
この2点は、片づけをする上でとても大切なことだと思います。

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