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収納のプロだから言える、リビングダイニングに学習机を置く、3つの方法

事の是非はともかくとして、
リビングダイニングに学習スペースを設けたいと考えるお宅や、
実際に設けているお宅は近年増える傾向
にあります。
が、実際問題として、置くスペースには限りがあり、
レイアウトが難しいというのが実情です。
リビングダイニングに合う学習机を購入すると、
本格的に受験勉強に取り組む時期になると、
天板面が狭く感じたり収納量が少ないと感じることもあるでしょう。
かと言って、本格的な受験勉強にも耐えうる学習机を
リビングダイニングに置いてしまうと、
ものすごく圧迫感が強かったりします。
そこで、収納のプロとして、3つの方法を提案したいと思います。
 

  • ベースとサテライトに分けて考える
    • LD用と子供部屋用、別々に用意する
    • 移動を前提として拡張性の高いものを選ぶ
  • LDにダイニングセットを置かない
  • LDの隣の部屋に置く

では、順番に説明していきましょう。
 

ベースとサテライトに分けて考える

子供部屋をベースと考え、LD(リビングダイニング)に出張する、
という考え方を取る方法
です。
いくら広いとは言え、限りあるスペースのLDに、
ランドセルも、教科書類も、その他諸々も・・・となると、
かなりの収納力が求められますし、見た目も損ないます。
そこで、収納はできるだけ子供部屋に、
LDでは「勉強するためのスペース」だけを確保
するのです。
(もしくは重要な一部だけをLDに置くようにする。)
その考え方を前提とすると、具体的には二つの方法があります。
まずひとつは、LDに合ったデザインの簡単なデスクを置き、
本格的な学習机は子供部屋に置く
という方法。

たとえば上写真のようなデスクを他の家具と並べて、
ここを勉強スペースとするわけです。
奥行が45cmくらいならあまり違和感がないですよね。
また、椅子はダイニングチェアを使っても良いですね。
子供が自分の部屋で勉強するようになれば、
ママデスクとして使っても良いと思います。
「じゃあ、ダイニングテーブルでやったら良いんじゃないの?」
という声も出てきそうですが、確かにその通りです。
ただ、そうしてみたらダイニングテーブルに勉強道具が常にあったり、
消しゴムカスが飛び散っていてイヤになるという声も
しばしば聞きますので、そうならないようにするための方法です。
もうひとつは、下写真のような拡張性のあるデスクを買う方法。

イトーキのフリーワンタイプのターンアップ天板
コイズミのステップアップデスクの拡張天板のような
機能を持つデスクですね。
LDに置くときは天板奥行をコンパクトにして、
子供部屋に移動したら天板を拡張して使うという方法です。
言うまでもなく、LDにデスクを置いている間は、
子供部屋に書棚を置いておいて、そこをメインの収納とします。
非常に合理的と思える方法ですが、
ハイタイプであっても書棚としては低いので、
将来的に収納力に物足りなさを感じる可能性があります。
ほか、コイズミ・BEENO(ビーノ)、
浜本工芸・No.6000デスクユニット、
カリモク・Buona schelta(ボナシェルタ)などの
パーツの追加や交換ができるユニットタイプのものを
選ぶという方法もあります。
(ただし数年後にパーツが購入できる保証はありません。)
 

LDにダイニングセットを置かない

LDにダイニングセットを置かず、
その分ゆとりができたスペースに学習机を置く
という方法です。
我が家は結婚当初からこの方法を前提としてダイニングセットを購入せず、
食事はリビングまたはキッチンのカウンターでとっています。
標準的な学習机の天板は幅100cm×奥行60cmくらいで、
これは標準的なダイニングテーブル5点セット(4人掛け)の
幅135~150cm×奥行85cm前後より一回り小さい程度で、
しかも高さがほとんど同じ70cm前後です。
つまり、学習机とダイニングテーブルは大きさが似ていますから、
これが同じ部屋の中に2つもあると非常に圧迫感が強いわけです。
だから、そこに学習机を置きたいのなら、
代わりにダイニングテーブルを撤去してしまいましょう、
ということですね。
我が家の場合は、この方法のおかげで、
子供が小さい時もゆったりとした遊び場を設けることができました。
 

LDの隣の部屋に置く

この方法はLDの隣にある和室の襖を外せばLDと一体となるような、
マンションなどでよくある間取りでしかできない方法ですが、
襖を閉めれば子供部屋として独立した空間が確保でき、
見た目も損なわず、親の目も届きやすい、非常に合理的な方法
です。
強いてデメリットを挙げるならば、
既にその和室が別の目的で使われている場合に大移動をしないといけない、
別に子供部屋を設ける場合にはまた大移動が必要、
などということが挙げられると思いますが、
それは子供部屋を確保しようとすれば大抵どこの家でもある話ですので、
特に大きな問題はないと言っても良いでしょう。
以上のような、大きく分けて3つの方法があると思います。
基本的にはまず、どのように暮らしたいか、
言い換えると、どの部屋をどのように使いたいかを考え、
優先順位が高い項目を優先して配置していきましょう。
何が正しいとか、間違っているとかじゃなくて、「どう暮らしたいか?」
そこをまず考えるのが、収納の極意です。

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