『子育てママの私が片づけに夢中になった理由(仮)』発売中

引出の仕切り方(1)引出のメリット&引出が使いにくい4つの理由

引出の良いところは、モノを放り込んで閉めてしまえば、
見た目もスッキリ、出し入れも比較的容易な点
です。

反対に棚の場合はそうはいきません。
本や雑誌、CDなどのように立てて収納するモノや、
比較的まとまった大きさの箱状のモノであれば、
棚に収納するのが適切と言えますが、
小物の場合は小物入れのようなものを用意するなど
使いやすいようにであったり見た目を崩さないように
少しアレンジしてやる必要があります

一方で棚系の収納家具と比べて
チェスト系の家具は割高感があります。

また、棚系の家具は壊れにくいのですが、
チェスト系の家具は安物を買ってしまうとすぐに壊れます

さらに、チェスト系は一般的に背が低く、
床面積に対して収納効率が悪いと言えます。
また仮に背が高くても手が届きにくくて使いにくい。

そういった理由で、どうしても家の中などには
チェスト系よりも棚系の家具が多くなる傾向があります。

引出というものにはそういった特徴や傾向があるのですが、
引出が使いにくいといった意見も散見されます。

主な症状は以下の通りです。

  1. 何をどの引出に入れたか分からない
  2. 引出が開けにくい
  3. 入れたいモノに対して引出の深さが合わない
  4. 引出の中がグチャッとしている

1.何をどの引出に入れたか分からない

1.のケースは、薬タンスのように大量の小引出が備わったものを
使っている場合や、レターケースをいくつか使っている場合などに、
起こりやすい現象です。

冒頭でも述べたとおり引出というのは便利なのですが、
あまりにも画一的な大きさの引出が多くあると、
何をどこに入れたのかが分かりにくくなってしまいます。

対策としては引出に内容物をラベリングすることですが、
それがなかなか面倒臭いんですよね。

「そもそも、分けて収納する必要があるのか?」
というところから考え直していく必要があります。

(多くの場合、その必要性はありません。
 必要性がないから、分けていないだけなのに、
 必要だと思い込んでいるから無理にやろうとしてしまうだけです。)

2.引出が開けにくい

2.のケースは、リビングの引出や衣類を入れた引出、
キッチンツールやカトラリー類を入れた引出で起こりがちです。
細かく言うと、3つのケースが考えられます。

ひとつ目は、詰め込みすぎ。
ふたつ目は、引出が変形したりして引き出しにくい状態になっている。
みっつ目は、引出の前に何かモノを置いてしまっている。

引出に限らず、収納スペースに対する収納物の量を
100%に近づければ近づけるほどモノの出し入れはしにくくなります。

ですから詰め込み過ぎの場合はモノを減らす必要がありますね。

引出が変形している場合は買い替えるのがベターです。
もしくは使用頻度の低いモノを収めるのに転用するか、
木製の場合はヤスリで削ったりロウ
を塗るなどして補修するかですね。

引出の前にモノを置いてしまっている場合・・・
そういったモノは撤去すれば良いわけですが、
そもそもそれでなんとかなってしまっているのも変な話です。
根本的に収納レイアウトを考え直していく必要があります。

3.入れたいモノに対して引出の深さが合わない

3.のケースは、非常に悩ましい問題です。
たとえばシステムキッチンの引出で、
フライパンを立てようと思ったら高さが足りないとか、
コンソメを入れようと思ったら深い引出ばかりで困るとか。

こういった場合は、残念ながら引出の配置に自分の使い勝手を合わせるか、
そういうものを選んでしまったことを後悔するよりほかありません。

(ちなみに、私のほうからはシステムキッチンメーカーに対しては、
 機会があるごとにそういったことをお伝えしているのですが、
 やはり高価格帯の商品でないと対応が難しいのと、
 消費者が使い勝手よりも見た目で選んでしまいがち
 という問題があるようです。
 引出の高さが揃っていると見た目が良い半面、
 深さが同じサイズばかりになってしまうのですね。)

4.引出の中がグチャッとしている

そして最後に4.のケースですが、
私は基本的に、別にグチャッとでも良いと思うのです。
冒頭でも述べましたように、
モノを放り込んでしまえばそれだけでスッキリして見えるからですね。
これが引出を使う最大のメリットなのですから
基本的にはそれで良しとしなければメリット半減です。

ただし、よく使うモノ、よく使う場所に関しては例外です。

たとえば毎日使うキッチンツール。
出す度に「イラッ!」とするのはイヤです。

たとえば毎日出し入れする衣類。
選びにくい、1枚出すと崩れてくる、というのはイヤです。

ですからこういう使用頻度の高いモノ、場所に関しては、
キチンと整頓してやる必要性があると言えるでしょう。

それでは次回以降、
具体的に引出の仕切り方を解説していきたいと思います

コメント