数日前、ちょっと嬉しい出来事がありました。
事務所に電話
番号表示を見ると、神奈川県の市外局番。
電話に出ると、
「こちらに来てもらうのはやっぱり難しいですよね~?」とのこと。
昔はこういったお問い合わせも多かったのですが、
最近は雨後の竹の子のように収納のプロが増えているし、
こちらで「収納アドバイザー.net」も開設しているので
同様のお問い合わせは随分と減ったんですが。
「そうですね~。お伺いできると言えばできるんですが、
どうしても出張料金が高くなりますので・・・。
当方で”収納アドバイザー.net”というサイトを運営してますので
そちらをご覧いただければと思うのですが・・・。」
すると、実は以前にもお問い合わせくださっていたそうで、
そのときも私が「収納アドバイザー.net」を案内し、
いろいろとご検討くださったようなんですけれども、
やっぱりどうしても私どもに来てもらいたいとのこと。
うれしいじゃありませんか~(T-T)
この仕事を始めておかげさまで10年以上になりますが、
当時は他にこういったサービスがなかったものですから、
それはもう、日本全国からお問い合わせがあったものでした。
「交通費を出すのでどうしても来て欲しいんです。」、
「ついでがあるときにちょっと寄ってもらえませんか?」、
そんな風に言われちゃうと困ってしまったものでした。
そんなこともあって、
以前は「通信コーディネートサービス」なるものを
提供していた時期もありました。
お客様に、部屋の中の写真を何枚かと、
間取り図とご要望や問題点などを
箇条書きにしたものを送っていただいて、
それをもとに電話でアドバイスし、
最後に郵送で図面やアドバイスシートを送るというもの。
結構、需要はあったんです。
しかし、お客様にとっても私自身にとっても負担が大きく、
もっと便利に使えるサービスに練り直す必要があると考え、
一旦、サービスを停止することにしました。
その後、いろんな方法を考え続けました。
スカイプが普及しだした頃には、
カメラをどうにかして部屋のあちこちに向けられないか考えました。
カメラのケーブルは長くても1~2m。
無線で動くカメラは当時は非常に高価でした。
また、当時は無線LANがほとんど一般的でなかったのです。
TV電話のできる端末の貸し出しも考えましたが、
こちらにリスクが高すぎるので、やめました。
貸出や返品の輸送コストなどを考えても難しかったのです。
そしてここ数年、無線LANが普及し、スマートフォンも普及しました。
そこでSkypeビデオでやってみることを検証しだしたのですが、
雑音がすごくてこれは難しいと判断しました。
そんなことがあってからのち、ナオミがiPhoneに機種変更したので、
FaceTimeでビデオ通話してみると・・・
「これならいけるんじゃない!?」ということになり、このたび、
「収納TV電話サービス」を提供させていただくことになったのです
※一応、Skypeも対応しています。
このサービスの最大の特徴は、
ビデオ通話を通じてお部屋の中を見せていただき、
その状況やお客様のお話をもとにアドバイスさせていただく、
ということです。
ですから、
帰宅後の時間、家事の合間に、
知らない人を家に入れる必要もなく、
気軽にご利用いただけます。
また、
今までシーベックスのサービスをご利用いただけなかった
関西以外の遠方の方にもご利用いただけますし、
私どもが直接手を出すことはできませんが、
気軽にちょくちょく電話やメールをしていただくことで、
片づけのモチベーションを維持しながら
ご自分の手で片づけを進めていただくことができるのです。
仕組みはちょっと分かりにくいかもしれませんが、
お客様に安心して、しかもちゃんと片づけられるように、
頑張ってデザインしました。
簡単にはよそには真似できないものに仕上がったと
我ながら自負しております
皆様のご利用をお待ちしております
本日リリース!収納TV電話サービス