化粧はどこでするのが賢明なのか?

あくまで私がお邪魔するようなお宅の話ですが、
ドレッサー(化粧台)をお持ちの方はだいたい3割程度。
年齢が高いほど所有率は高くなります。
逆に言うと若い人ほど化粧台の所有率が低く、
20代ではほぼ皆無という状況です。
化粧台でお化粧をする方からすれば
「どこでお化粧をするの?」と思われるでしょうが、
実態は様々で、一番多いのはリビングダイニングですが、
ほか、リビングダイニング近くの部屋や、
洗面化粧台(洗面脱衣所)というケースもあります。
一方で化粧台を持っているからと言って
そこでお化粧をしているかというと、
答えはそうではないことが多く、
化粧台は使っていない化粧品置き場と化していることが多いです
化粧台をお持ちの方は婚礼家具の一つとして購入された方が
ほとんどすべてと言って良いくらいだと思うのですが、
婚礼箪笥なんかよりももっと化粧台のほうが
必要でなくなってきているのかもしれません。
ひとつには家が狭い・・・というよりはより正確に言えば、
物質的に豊かになって家の中にあるモノが増え、
相対的に家が狭くなった結果、
化粧台を置くゆとりがなくなってきているからでしょう。
もうひとつは化粧品のモバイル化。
昔は化粧小瓶をひっくり返すと簡単に外れてしまうようなフタで
持ち運ぶことを前提に作られていないものが多かったと思いますが、
最近はカチッと閉まるフタであったり、
持ち運ぶことを前提としたようなサイズのものが多いですよね。
はたらく女性が増えたことも影響しているでしょう。
そんなわけで化粧台に置くよりも持ち運ぶことを前提にしたほうが
都合が良いことが増えたわけです。
さらにもうひとつはお化粧の3D化。
マスカラをモリモリ盛ったり、
アイシャドーやチークで立体的に表現したりすることが多くなりましたので、
固定の鏡よりも上下に角度をつけられる手鏡のほうが
使い勝手が良くなってきたのでしょう。
以上の3つがドレッサーが不要になった理由と私は考えているのですが、
単純にスペースの問題だけではなく、
ドレッサーを持たないことが収納に与えるメリットがあります。
それは、化粧台を使ってらっしゃる方の場合、
使う化粧品は目に見える台の上に置き、
使わない化粧品が中に収納されていることが多いということ。
対して化粧台を持たない人の場合は
化粧ポーチやカゴ(もしくは化粧箱)に入る範囲をキープし、
余剰分は持たないようにするか、
もしくは段ボール箱などに詰めて
コンパクトに収納していることが多いですね。
一般的に、外出するときは荷物が少ないほうが良いですよね。
それと同じで、家の中でも外でも、化粧品を持って移動することで、
できるだけたくさん持たないような心がけに繋がっているんでしょう。
これは引越の回数が多いほど家財が少なくなりやすくなる傾向があるのと
まったく同じ原理だと思います。
モノを多く持てば持つほど、それにエネルギーを費やし、
スペースが必要になり、引越費用も高くつき、
難しいことを色々と考えなければならなくなることを、
理屈だけではなく心の底から実感するんだと思います。
また、引越の度に、「これ、本当に必用なのかな?」と
考える機会が与えられるというのも良い影響を与えるんだと思います。
「使うモノは使う場所に収納」が基本ですから、
どこでお化粧をするかで収納場所を決めれば良いわけですが、
容易に移動できない状態で収納してしまうよりは、
カゴや箱、ポーチに入れるなりして、
移動可能な状態をキープしたほうが良さそうです

ちなみにコレ(↑)なんかは使い勝手は良さそうですけど、
デザインがお子ちゃま用っぽくて・・・
使い勝手も人それぞれ違いますし、
化粧箱一つ選ぶのも簡単ではないですよね~

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コメント

  1. ゆみ より:

    ドレッサーは結婚する時、つい買ってしまいました。
    それまで一人暮らしをしたこともなく、必要なものとそうでないものを見分ける力が不足していました。憧れで手を出して、失敗しました。
    私は、洗面所に基礎化粧品を置き、リビングでポーチに入ったファンデーションなどを使っています。化粧箱さえ持っていません。本当はカウンターの隅に置いていても様になるような木製の化粧箱がほしいのですが、ドレッサーの二の舞・・と思うと恐ろしくて買えません(笑)

  2. 収納マン より:

    ゆみさま
    ドレッサーがあっても、自分がお化粧しやすいところでするというのは、自分にとって素直な行動で良いと思います。
    だって本来、家も家具も自分や家族が楽に暮らせるように存在するものですからね、それに合わせて暮らすのは本末転倒です。
    でも失敗は恐れることはないですよ。失敗せずに成功することはないですから。
    化粧箱も失敗することはないと思います。だって普通に使ってれば、何年かで壊れますから。ドレッサーはなかなか壊れることはないですが、化粧箱は木製であれば最近はほとんど接着剤で接合しているのでバラバラになっていきます。樹脂製であれば割れてきますし、レザー張りなどのものは金具がダメになっていきます。
    ただ、化粧箱は自分に合った一式すべてが入るものを選ぶのはなかなか難しいですね^^;さらに見た目や予算を考えるとなおさらです。
    ぜひ時間を掛けてゆっくりと選んでみてください♪

  3. MAO より:

    うちの母親のドレッサーというより鏡台があります。
    親が原木(栗の大木)から用意して、フルオーダーでタンスと一緒に作ってもらったというものです。
    タンスも鏡台も、50年たった今でもしっかりとしているのですが、母親本人が加齢もあって、重たいし使いづらくなったと……。
    どれほど凄い家具でも、人の一生にそのまま使えるものではないなあと、つくづく実感しています。
    良い物は本当に良いのですが、やはり自分の環境が変わってしまったときに、その変化に対応しやすいレベルでのもののほうが、暮らしていく上では楽かもしれないです。
    ちなみに私も、ドレッサーを持たずに、カゴに入れています。

  4. 収納マン より:

    MAOさん
    こんにちは^^
    原木を用意してフルオーダーでって・・・釣った魚を行きつけの居酒屋で捌いてもらうようなノリですね。そういう時代があった、というよりは、そんなことできるなんてスゴイですね~^^;
    おっしゃるように、「ずっと使える」という感覚でモノを買うのは余計なリスクを抱え込むだけかもしれませんね。家そのものなんかでも100年もつような立派なものを建てても果たして次の世代がそこに住むかどうか分かりませんし。暮らし方も大きく変わっているでしょうし。
    一方で使い捨てのような家具に囲まれるのも味気がなく、どこで折り合いをつけるかは人ぞれぞれであり、また難しいところなのかもしれませんね。