時間がないならタスク管理をしよう!(5)タスク管理のおさらい(後編)

片づけが得意でも今のご時世、暇な人はなかなかいないと思いますが、
片づけが苦手という方は、「時間がないから」とおっしゃる方が多いものです。
しかし、時間はみな平等に1日=24時間です。
大統領でも首相でも芸能人でもフリーターでも、
1日は24時間であり、皆その中でやり繰りしています。
だとすれば、時間はやはり上手に使えるようになったほうが良いわけで。
その有効な解決方法の一つが「タスク管理」であると私は考えるのです。
「タスク」とは、大辞泉によると、
(1)課された仕事、職務、のことです。
コンピューター用語でも使いますが、その場合は、
(2)仕事の単位、実行するアプリケーションプログラム、のことですね。
まあ両方の意味でもっと平たく言えば、「やるべきこと」です。
ToDo(トゥードゥー)とは若干意味が違うようですが、
まあだいたい同じ意味で、やはり「やるべきこと」です。
買い物リストの話をしましたが、
厳密にいうと、「今晩のおかずはビーフシチュー」だとしましょう。
この場合、「ビーフシチューを作る」というのが「タスク」です。
そしてそれに対して「牛肉を買う」、「人参を買う」というのが、ToDoです。
「タスク」のほうがより目的に近い概念で、
それに対して「ToDo」はより個別具体的な行為を指すのが一般的ですが、
まあ私としてはそんなことはどうでも良いと思っています。
ですのでここで「タスク」と言ったら「ToDo」と同じことだと思ってください。
また「タスク」だとどうしてもしっくりこない場合は
「やるべきこと」という意味だと読み替えてください。
ここまで説明すれば、「時間がないならタスク管理をしよう!
(1)大目標を決めることが大事」
以降の話が
だいたい理解しやすくなると思うのですが、
タスク管理の効果効能について語る前に、
もうちょっと「そもそもなぜタスク管理したほうが良いか?」について
説明しておいたほうが良いかと思います。
ふたたび買い物リストの例でお話ししますが、
もし買い物リストを作らずにとりあえず買い物に出掛けたとしましょう。
具体的な行動パターンは人によって違うと思いますが、
私なら、とりあえずスーパーに入って、
野菜売場から魚、肉、日販、冷凍食品、
加工食品、菓子・・・などと順番に見て回りながら、
「あら?今日はコレがお安いのね・・・」などと物色して、
今晩のメニューを考えていきます。
そうするとどうしてもあっちへ行ったりこっちに戻ってきたり、
「あれ?砂糖がそろそろなくなっていたんじゃないかな?」と思ったり、
まったく予定になかったような無駄な買い物をしてしまったり、
逆に店を出てから足りないものがあることに気付くわけです。
そうすると、行動面でも時間面でもお金の面でも、
どうしても無駄をしてしまうわけです。
しかし買い物リストをあらかじめ作っておけばどうでしょう?
今晩はビーフシチューにしよう、それにはコレとアレが必要だ。
おっと、ルーはまだ家にあったかな?(確認したら家に在庫があった)
実際に店に入ってからの動きがスムーズです。
無駄な移動、時間がありません。
余計なお金も使いません。
買い物リストがあると、大変効率が良くなるのです。
家の中も、過剰に食料品をストックせずに済みます。
そしてこれを紙切れではなく手帳に書いておくとどうなるでしょう。
何をやったか(ビーフシチューを作った)、
何を買ったか(買い物リスト)、
スケジュールに書いておけばどこのスーパーに行ったかも
すべて手帳に書き記すわけですから、
あとで思い出せずに困る心配がありません。
いつアリバイを聞かれてもOKなわけです(笑)
このように、「タスク管理」と言うとすごく難しそうですが、
なんのことはない、ただ「やるべきこと」を、
買い物リストがごとく書き記していくだけで良いのです。
ただ、欲を言うと、単に何でもかんでも書くのではなく、
もっと大きな目的を持って書くようにしてもらったほうが
習慣にしやすいんですね。
みたび買い物リストを例にすると、
たとえば自分の大きな目的は「子供に栄養を付ける」だとしましょう。
サッカーを頑張っているわが子のために、自分ができることは何か?
そうだ、やっぱりスタミナが付くものを作ってあげるのがいいんじゃないか、
ということで、その目的に沿って献立を考えていくわけです。
そうすると、時に「わが子のため」ではない献立を思いついても、
「いやいや、それはわが子のためにならないだろう・・・」
ということで違う献立を考えようとします。
はたまた、今月が賞味期限の、いただきものの素麺があったとしたら、
「これで栄養の付くものを作るには・・・」と考えるわけです。
このように、自分にとっての大きな目的があると、
ひとつひとつのことがやるべきことはしっかりとでき、
やらなくても良いことはバッサリと切り捨てることが
できるようになっていくのです。
なにしろ、時間は限られているわけですからね。
もっとも、「ウチの子はもう家庭を持って独立してるし・・・」とか、
「ウチの旦那には何を作っても作り甲斐がないし・・・」
という方もいらっしゃるでしょう。
しかし、それならそれで自分らしい目的を決めればいいんです。
目的がない人生・・・それってたぶん、虚しいと思うんです。
目的を持って活き活きと生きたい・・・多くの方がそう思っていると思います。
そして「私には何の目的もないわ・・・」という人も、
実は何かしらの目的や生き甲斐を持って生きているんです。
ただ、それに気付いていないだけ。
「そんなこと、人に言うもんじゃないし、たいしたことないし・・・」
なんて過小評価しているだけだったりするのです。
こじつけであろうと、なんであろうと、構わないのです。
何でもいいから、その時思いついたことでもいいから、
あとで何度書き直してもいいんだから、
とにかく自分の大きな目的を書き出して欲しいのです。
そうすれば「日々やるべきこと=タスク」がより明確になっていき、
やらなくても良いことはバッサリと切り捨てて、
やらなくてはならないこと、本当にやりたいことに集中できるはずです。
時間がもっと有効に活用できるはずです。
大きな目的を持って、
買い物リストのようにタスクのリストを持てば、
人生で時間などの無駄をしなくて済むわけです。

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