学習机メーカー大手のイトーキに行って参りました

学習机にはウルサイ(だけの?)わたくし収納マンが
大阪市城東区に本社があるイトーキさんにお邪魔して参りました
イトーキ本社(大阪)
いったい何をしに行ったかと申しますと、
「新しい学習机の形を考えたんで見てくれません~」とお願いしたところ、
あつかましくも突然のお願いにもかかわらず、
「ええよ~」と快く聞き入れてくださり、
今回の運びとなったわけです
とは言えさすがに先方は長年学習机を研究してきたプロの方々。
収納マンなんぞが考えるようなことは一部既に採用したモデルがあるそうで、
今回はとりあえずお話を聞いていただくにとどまったわけで・・・
そんなわけでもし、「まあ、一応聞いてみるだけ聞いてみヨーカドー
という奇特なメーカーさんがいらっしゃいましたら、
大阪近郊であれば収納マン自ら馳せ参じ、
遠方の場合は企画書をお送りしますので、
よろしければ是非お気軽にお声を掛けてくださいませ
・・・とまあ、そんな話は大方の皆様にはどうでも良い話なわけで、
せっかくこういう機会を得たわけですから、
皆さんのお役に立ちそうなお話もうかがって参りました。
ですので、ちょっといくつかご紹介させていただきたいと思います。
(以下、回答は商品部開発課のN課長の談です)
Q1. 2012年度と2013年度で変わったところは?
2012年度のカタログでは、たとえばフリーワン(組み替えデスク)の
機能を持った学習机はこういうのとああいうのがあります、という、
機能ごとのカテゴリー別で紹介していたわけですが、
消費者にとっては機能別よりもデザインから入ってもらったほうが
分かりやすいんじゃないかと考えまして、
2013年度では、たとえばtref (トレフ)には
フリーワンのハイタイプロータイプユニットタイプ平机タイプがあります、
という風に、デザインごとに機能のバリエーションを見せるようにしました。
Q2. 逆に2013年度も変わらないところは?
当社は学習机としての品質を第一に考えています。
学習机市場は、浜本工芸さんやカリモクさんなどの高級家具メーカーから
スーパーなどでも販売されている普及品までピンキリです。
また、その中間の価格帯の上から下までを幅広く扱うメーカーさんもありますが、
当社は中価格帯でも上のほうのラインナップで
品質を落とさないようにしています。
世の中はデフレ傾向にあると言われますが、
やはり良いものを作れば売れるという手応えはありますね。
Q3. 季節商品から通年商品に変わった?
これは私どものほうから率先して進めているというよりは、
得意先である家具店さんなどのほうからのご要望に応じるかたちで、
新学期に向けた季節商品から、それ以外の季節も売れる
通年販売というスタンスに変わってきているというところですね。
以前ですと1~2月が一番売れる季節でしたが、
もちろんそのことに変わりはないんですけれども、
だんだんとそれ以外のシーズンに売れることが多くなってきました。
売れる時期が分散してきているんですね。
ランドセルがお盆の帰省シーズンに売れるようになったのと同じように、
学習机も夏や元々のシーズン以外にも売れるように
通年で販売できる体制を作っていきたいですね。
Q4. 2013年度の傾向や売れ筋は?
2013年度の展示はだいたい9月末から10月に始まりましたが、
展示も売れる時期も年々少しずつ早くなっている感じですね。
当社ではtref (トレフ)がよく売れていますね。
中でもハーモニー色はおかげさまで年内にも売り切れそうな勢いです。
続いて、Leamo(リーモ)Camomille(カモミール)が同じくらい、
これらもよく売れています。

Q5. これから学習机を買う人に一言どうぞ
「学習机って結構いいもんだ」って思ってもらえたら嬉しいですね。
「ウチはダイニングテーブルで勉強すれば良いから」と
おっしゃる親御さんが増えてきている印象もありますが、
学習机がしばらく子供部屋で使われない状態で放置されるとしても
やっぱり学習机は買ってもらいたいな、と思いますね。
学習机って、「これから小学生になるぞ!」という
実感を沸かせることができるアイテムだと思うんです。
また、子供が親に叱られたときに、
逃げ場にもなる、自分だけのスペースにもなると思うんです。
だからどこのメーカーのものでも良いから、
どんな机でも良いから、ぜひ買っていただきたい。
そう、強く思いますね。
この最後のメッセージには、私もめちゃぐちゃ共感しちゃいましたね!
N課長は時々、学習机の売場に足を運んで、
消費者の生の声を聞くことがあるそうですが、
私も家具メーカーの営業マンだった時代に店頭でいろんな声を聞きました。
「あんた、どうせ机買ったって、勉強しないでしょ!」と
子供に対して吐き捨てるように言う親御さん。
それは確かにそうかもしれない。でも本当にそうなんだろうか?
そういう声を聞くといつもすごく残念な気持ちになりました。
教育方針は各家庭でそれぞれだと思いますが、
私は親が何か言ったり何かを手伝ってあげたりで
子供を育てることはできないと思っています。
しかし、環境は親が作ってあげることができるし、
逆になかなか子供が自分の手で作り上げることはできません。
だから子供のためにあれこれ悩んで、
どこに置こうか、どんな学習机を買ってあげようかと考えてあげることが、
子供の学習環境を作っていくことに繋がると思っていますし、
どこのメーカーであれ、どんな学習机であれ、
そうやって買った学習机こそが思いのこもった贈り物になると思っています。
そういう私の考えが、N課長の思いとまったく同じで、
もう本当に嬉しかったというか、気持ちが良かったというか、
イトーキのことがますます好きになってしまいました
当初、1時間の予定だったところが、
ついつい1時間半にもなってしまいましたが、
個人的にはもっともっとお話をうかがいたくて
後ろ髪を引かれる思いでイトーキを後にしました。
すでに2014年度の学習机の開発に着手しているそうですが、
これは来年もイトーキは期待できそうですね
P.S.
「きっと、どこの馬の骨とも分からん奴が来るんだと思われてるんだろうな~」
などと思いながらイトーキさんにお邪魔した収納マンでしたが、
名刺交換の直後、おもむろに、「これ、芝谷さんの本ですよね?」と
差し出された『捨てずに片づく9ステップ』
「え?」と思ったら、
某家具メーカーの社長さんが、
「この本にウチの商品が紹介されてるんですよ~。」と紹介してくださったそうで。
世の中、どこでどういう風にご縁が繋がっているか、分かりませんね~
この場を借りまして、お礼を申し上げたいと思います。

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