2012学習机 概況(1)

昨年、学習机について記事を書いたら思いのほか反響が良くて、
今年も学習机シーズンに突入したということで、
学習机についてあれこれと書いてみたいと思います
ちょっと時間がなくてまだ十分に見れていないんですが、
どうも今年はちょっと展開が遅いように感じます。
まあ、昨年並みと言えば昨年並みなんですが、
展示が遅いというよりは、メーカーの営業マンが回りきれていない感じ。
カタログやPOPが全然揃っていないんです。
まあ、この10年くらいの流れなんですが、
台数は頭打ち、単価は下がる、競争は激しくなる、
営業マンは前年キープするので精一杯なのに、
会社は戦略もなく「昨対10%UP目標!」なんて言うんですから、
そりゃ、営業マンもやる気にはなりませんよね~。
(実際のところは会社によって違うとは思いますが・・・)
それはともかく、今年度(2012年度)の学習机。
パッと見た感じは、昨年とあまり変わりません。
変わったところと言えば、LED照明がいよいよ普及し出した感じ。
特にコイズミは親会社が照明器具メーカーであるだけあって、
他社より一歩リードしているように思いますね。
(このへんは毎年のことですが・・・)
あとは、各社とも組み合せデスクに力を入れている感じ。
デスク+ブックスタンド+書棚の組合せを変えれるやつですね。
全体の流れとして目立ったのはその程度のことで、
やはり2012年度もベネッセ&カリモクの学びデスク
そのオリジナルと言われるオカムラのピエルナ
さらに各社の類似品が目立つんだろうなぁという感じ。
ベネッセ&カリモクの学びデスクはベネッセの通販だけの販売ということで、
カリモクも売れるとは分かっていてもベネッセに仁義を立てて
今年も類似品は出さないようなんで、
市販品で同等のデザインかつ学びデスクを上回る品質の
浜本工芸のNo.13デスクが今年も売れるんでしょうな~~。
さすがマネモトさん。漁夫の利です。
・・・と思っていたら、マルニのフレンディステップ。こりゃ驚いた!
マルニは過去に浜本工芸の商品開発の人間を引き抜いたということですが、
その頃(マルニやカリモクが本格的に学習机市場に参戦した当時)から
浜本工芸のデザインをパクってきた疑惑があるんですけど、
パクリのパクリと言ってしまって良いんでしょうか、
むしろオリジナルであるオカムラのピエルナに近いデザインですけど、
まあ百貨店で強いマルニさんですから、百貨店では売れるかもしれませんね。
まあそんなこんなで、今年も学びデスクもどきの
ステップアップデスクが混戦模様。
ちなみに私は学びデスクの原形はオカムラのピエルナではなく、
フォルミオだと思ってるんですけどね~。
そんなわけで、パクった、パクってないという論争は無意味なわけで、
あくまで品質と価格と好みで選んでもらえばと思います。
ちなみに今日は、大阪府八尾市の「やおもく」という家具屋さんに行ってきました。
学習机を200台展示しているとホームページに書いてあったので。
200台と言ったらスゴイですよ!
学習机が200台並んでいる家具屋さんって、日本でも数えるくらいですから。
そんなわけでワクワクして行ってみたら、どう見ても100台以下でした
「こういうのはイカンなぁ~。」と思いましたが、
まあこういうところがこの業界が消費者から見捨てられている由縁で・・・。
まあ、元業界人としては、微笑ましくも懐かしくもあるんですが・・・。




2011/11/06追記
今年の学習机の特徴として、もうひとつ発見がありました。
それは、一部を除いては、ほとんどが、
各社とも引出内部材をパーティクルボードにプラスティック樹脂フィルム貼りのものから、
天然木(ファルカタ=洋桐?)に変えているということです。
(引出底板は木目調のプリント合板)
プラスティック樹脂フィルム貼りはホコリを吸い寄せやすく、
また剥がれてくることも多かったので、
単に質感がアップしただけでなく、機能面でも大きな進化だと思います。
さらに引出の開閉もよりスムーズになってきているように思います。
家具メーカー系はもちろん以前から引出内部材は天然木でしたが、
これはいよいよ、家具メーカー系は優位性が揺らいできますね。
ちなみに、オカムラと、コイズミの一部の学習机の引出内部材は、
変な天然木に白い塗装を施したものです。
たぶんアクの強い、薄黒いファルカタに色を塗っているんだと思いますが・・・。

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コメント

  1. さくらのママ より:

    収納マンさん、はじめまして。
    うちの子供はすでに小学生(来年3年生)なのですが、
    今になって学習机を購入しようと、ウンウンうなりだしたとき、
    こちらのサイト様をみつけました。
    どの机の記事も大変興味深く、読ませていただきました。
    実際お店に出かけてみたのですが。
    「オカムラ かげやまデスク」
    「オカムラ ソラノ2」
    「イトーキ 集中デスク」
    この3つが、かなり独特にみえました。
    特に、引き出しをすべてトレイに変えた「かげやまデスク」は
    すごく斬新・・・。
    収納マンさんのご意見を聞いてみたくなり、
    コメントしてみました。

  2. 収納マン より:

    さくらのママさん
    はじめまして^^
    まだ2012年度の学習机はほとんど見れてなかったので
    候補に挙げていただいた商品のうち、
    オカムラのかげやまデスクとイトーキの集中デスクは
    未チェックでした。
    特に集中デスクは実店舗ではIDC大塚家具だけの取り扱いということで、
    今回コメントをいただかなければ完全に見落としていましたね(>_<)
    ありがとうございます。
    というわけで本日、オカムラのかげやまデスクの実物を見てきました。
    (イトーキの集中デスクは実物は見れていません)
    基本的にご予算については無視して話を進めますが、
    さくらのママさんのお子さんは小学校3年生であることを考えると、
    オカムラのソラノ2の本体天板昇降機能はあまり必要ないんじゃないですかね?
    デザインは可愛らしくて良いんですけど、これから何年も使うことを考えると、
    天板高さのアップとともにサイドの衝立部分は無くなる一方で
    袖ワゴンの収納量の少なさというデメリットだけが残ります。
    また、オカムラの学習机には基本的にコンセントが付いてません。
    その点もちょっと不便かも。
    一方でイトーキの集中デスクとオカムラのかげやまデスクの
    コンセプトや機能性は面白いですね。
    イトーキの集中デスクのサイドの衝立はかなり大きめで、
    確かに勉強に集中しやすい環境だと思います。
    またイトーキは他のスチールデスクメーカー系の中では
    木の扱いが割りとうまくて、質もなかなかです。
    オカムラのかげやまデスクのほうは
    樹脂製の引出トレーの強度が心配だったんですが、
    現物を見る限りこの商品用に開発したようで、
    武骨なデザインながら一般的なレターケースより頑丈そうです。
    ただ、こんな風にプリント類を収める必要があるのかなとは思いましたが・・・。
    以上を踏まえまして、あくまで私の感想ですが、
    いずれも甲乙つけがたく学習環境として良いものだと思います。
    商品の品質にも申し分ありません。
    とても良い候補を挙げてもらったと思います。
    ただ、ひとつ引っ掛かるのは、
    今回学習机を購入されるお子さんはお嬢さんですかね?
    これは集中デスクもかげやまデスクも完全に忘れている大事なことですが、
    確かに学習机は勉強するための道具や環境ではありますが、
    まず子供が進んで机に向かい、机を気に入ることも大事だと思うんです。
    その点で、集中デスクとかげやまデスクはあまりにも武骨過ぎるように思います。
    ですからもしお嬢さんだったら、ソラノ2を選ぶかもしれませんね。
    その点はお子さんの希望も参考にしてもらったら、なお良いと思います。

  3. さくらのママ より:

    収納マンさん、こんにちは。
    たくさん学習机の記事がUPされてて、
    何度も読み返してしまいました。
    そして、お店にわざわざ出向いていただいたようで、
    ありがとうございます。
    収納マンさんの記事を読むと、
    長所・短所、しっかり理解できてとても助かります。
    実は、「かげやま」を選んだのは娘のほうで、
    自分が「ソラノ2」か、「ソラノプリティア」がいいな、と。
    ただ、ソラノ・プリティアの白い天板は、
    光が反射して、目にやさしくないのでは?と
    思う部分もあります。
    また記事を何度も読み返して勉強して、
    自分と娘なりに納得できる学習机を決めたいな、と思います。
    P.S.
    全然別の話ですが、押入れ収納の記事、すごく参考になりました。
    参考にして片付けたら、驚くくらいすっきり収納できました。
    ありがとうございます!

  4. 収納マン より:

    さくらのママさま
    > 実は、「かげやま」を選んだのは娘のほうで、
    > 自分が「ソラノ2」か、「ソラノプリティア」がいいな、と。
    へぇ~っ。娘さんが。それはちょっと意外でした^^;
    そしたらまあ、私の思ったことは心配ないですね。
    > ただ、ソラノ・プリティアの白い天板は、
    > 光が反射して、目にやさしくないのでは?と
    > 思う部分もあります。
    確かに濃い色よりは白っぽい色のほうが光の反射率は高いですが、
    ソラノ・プリティアの天板はMDF(繊維合板)に
    木目調のダイレクトプリントしたものですのでそれほどツヤはなく、
    デスクマットよりも光の反射は気にならないと思いますよ。
    また真っ白というわけでもないので
    汚れもそんなに目立たないと思います。
    どんな机に決まるか、楽しみですね^^
    押入の片付けもお役に立てたということで良かったです。
    また何かありましたらお気軽にコメントください♪