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住まいについて思うこと

収納アドバイザーとして、住まいについて思うこと。
例えば、料理が好きな人は料理関係の道具や食材が多いわけです。
逆に、料理をまったくしない人だっています。
でも、多くの家が「だいたいこんなもの」
という広さでキッチンが作られています。
例えば、LDKに家族が集まって各々が自分のしたいことをしたり、
家族一緒に寛ぎたい人がいます。
逆に、家族それぞれのプライベートを大切にしたい家族もあります。
でも、多くの家がLDKはだいたい十数畳という広さで作られていて、
だいたい4.5~6畳くらいの部屋がいくつかあるという風に作られています。
もちろん、注文建築だったり、高いお金を出せば、
いくらでも理想的な家が手に入ります。
でも、本当にそれで良いんでしょうか?
例えばこのシーズン、手帳を買う人も多いかと思います。
人それぞれ、使い勝手にこだわりがあるし、
色や素材も自分好みがあって、
たくさんの選択肢から選ぶ楽しさがあると思います。
時給程度、高くても日当程度の金額で買える手帳でも選択肢がたくさんあるのに、
なぜ一生に一度の大きな買い物であるはずの家が
「まあ、だいたいそんなもんですよ」という選択しかないのか?
「収納について考えた家」というフレコミの家を見ても、
ただ大きな納戸があるだけだったり、
収納スペースがあちこちに作られているだけ。
一方で、「収納スペースをたくさん作ったはずなのに片付かない」
という新築のお宅もたくさん見てきました。
建築屋さんが考える「収納」なんて、所詮そんなもんです。
発想がとにかく「収納スペースを広く取る」だけで、
無駄の多いだけの家になってしまうんです。
そんなわけで、何とか「本当に収納について考えた家」を建てたくて、
地場の工務店さんにも足を運びましたが、
残念ながら箸にも棒にもかからない。
市場のニーズに合った商品を提供するということなんだと思いますが、
とにかく「買ってもらえる値段で作れる家を提供する」
ということが目的になっていて、
どうも「暮らしやすさ」というのは後回しになっているようですね。
・・・・と、別に愚痴っているわけではないのですよ(笑)
昔は「手帳と言えばだいたいこんなもの」という時代でした。
しかし今はそうではないですよね。
家は未だに「家と言えばだいたいこんなもんですよ」という時代ですが、
そのうちきっと、本当に自分に合った家が買える時代が来ると思います。
ロバート・キヨサキ氏は「家は資産」と言いますが、
収納マンは「生活の場」だと思います。
資産価値、立地、買える値段で買うんじゃなくて、
それにプラス、「暮らしやすさ」を考えてもらえば、
日本の住宅はもっともっと良くなっていくと思いますので、
是非これから家を買おうと思う人は
もっともっとワガママを言っていただきたいと思います。
ついでに、そんな収納マンの思いを聞いてくれる工務店さんがあったら
是非お話を聞いていただきたいです

コメント

  1. こんどう より:

    そのとおりですねー。
    でも、現状では、希望を出していくと、
    どんどん高くなってしまうから、妥協せざるを得ない・・・
    そんな感じでしょうかね。
    高い買い物なんですけど、なんか安易に
    決めてしまうことありますよねー。

  2. 収納マン より:

    こんどうさん、早速のコメントありがとうございます^^
    確かに、家を買うときは色々と希望を膨らませておいて、
    どんどん希望がそぎ落とされて、
    現実的なところに落ち着いちゃうんですよね~。
    一戸建ての場合は、じゃあお風呂のテレビはやめましょう、
    システムキッチンは普及タイプにしましょう、
    照明はダウンライトはやめてシーリングだけにしましょう・・・。
    マンションの場合は、オプションのこれとこれはやめましょう、
    メニュープランではなくて基本プランにしましょう、
    お客様の世帯人数ならだいたい3LDKにされる方が多いんで
    4LDKじゃなくても良いんじゃないですか?・・・てな具合。
    難しいですね~。