この季節になるとシーベックス・インテリアでもお引越しに際しての
収納や模様替えのご相談が増えてきますが、
この春、新しい生活をスタートさせる人も多いかと思います。
そんなわけで今回は、
「プロが教える!食器棚・キッチン家電ラックの選び方」
をお送りしたいと思います
まず、食器棚やキッチン家電ラックを選ぶ際のポイントを説明する前に、
昨今のキッチンの収納事情についてお話したいと思います。
ここ数年~20年ほどで、キッチンには3つの大きな変化がありました。
- キッチン家電の増加
- ゴミの分別の複雑化
- 核家族化
30年ほど前はキッチン家電なんて、せいぜい電子レンジや炊飯器、
トースター、電気ポットくらいでしたが、
現在はフードプロセッサー、ホームベーカリー、コーヒーメーカー、
ミキサー、ミルサー、ハンドミキサー、ホットプレートなどなど、
相当キッチン家電が増えました。
そしてゴミの分別も複雑化してキッチンに分別ゴミ箱が必要になり、
下手をするとキッチンが料理をするところなのか
ゴミ置き場なのか分からなくなってしまっているケースもあります。
一方で核家族化が進んだり、地域とのつながりも希薄化し、
一度に大人数が集まることは減ったので
食器の量は昔ほど必要ではなくなりました。
そんなわけで、こういった事情を踏まえますと、
- キッチン家電の収納場所の確保
- 分別ゴミ箱の置き場の確保
- 食器の量をセーブ
・・・ということがキッチンの収納レイアウトを考える上で
重要になってくると言えます。
あと考えておかなければならないのは
食料品のストックを収納する場所ですが、
昔と違ってスーパーが24時間開いている時代ですから、
ストック場所が過大にならない程度に考えたほうが良いでしょう。
以上を踏まえまして、
食器棚とキッチン家電を置く場所の家具の組み合わせは
基本的に下記の2パターンとなります。
食器棚+キッチン家電ラック
+
キッチン家電収納付き(オープンタイプ)食器棚
上記はマンションなどで一般的な140~160cm程度の
スペースを想定した組み合わせですが、
収納量としては十分ではないところもあるものの、
だいたい4人家族だとこんな感じです。
食器棚を選ぶときには、スペース、置きたいモノ、家族の人数、
家具の仕様など様々な要素を考えなければいけませんので、
ちょっと説明が長くなりますから、
続きはまた次回以降に書きたいと思います

コメント