先日、ナオミがアルミレールシェルフの製造元である
久宝金属製作所(Q-ho)の川添社長とアポが取れたということで
一緒に連れて行ってもらいました
大阪は城東区にある大きな町工場ですが、
3Sが徹底されていて、従業員の方々の対応も非常に丁寧で、
ちょっと素敵な会社です
専務直々にご案内いただいて川添社長とご対面。
元気ハツラツ!スッキリ!サワヤカ!
歌って踊れる(?)、女性社長です。
今回はナオミがアルミレールシェルフをいたく気に入っていて、
川添社長にも興味を持ち、
ちょっとお話をうかがえないかとお願いしてみたところ、
快く受け入れていただいたことで面談が決まったということですが、
まあホント、女性2人が話し出すと、あっという間に2時間以上!
男の私としてはただただ圧倒されっぱなしでした
色々と新商品も見せていただきましたが、
アルミレールシェルフの「ここがミソ」ってところも
色々とお話を聞かせていただくことが出来ました。
レールシェルフはアルミサッシ(窓枠)のように押出成型された部材2本を、
一方は壁に固定し、一方はそこにハメ込んで乗せる形なのですが(下左図)、
ハメ込むときに固すぎず、緩すぎないように、
職人さんが手作業で調整しているんですって!
ちなみにアルミレールの角処理も手作業です。
こんなのはパーツを作ったら、あとは箱に詰め込むだけだと思ってたので、
これはちょっとかなり意外でした
しかも、既製品だけだと思っていたら、サイズオーダー(5mm単位)も可能。
15cmから、最大200cmまでOKだそうです。
もっと言えば、2m以上も可能なのだそうですが、
そもそもどんな家でも、壁が完全にフラットであることはないので、
それ以上にするとちょっと取り付けが難しくなるそうです。
ついでに耐荷重についても、製品としてはもっと耐荷重を大きく出来るが、
壁のほうが耐えきれなくなってしまうので、
製品としての表示を控えめにする必要があるとのことです。
(幅600mmタイプの場合、耐荷重6kg)
ちなみに、この商品は壁にネジで留めて取り付けるので
(石膏ボード壁用のアンカーも付属しています)、
たぶん、賃貸の人は無理だと思われると思います。
実は私もそう思っていたのですが、良い「裏技」がありました!
棚を外したあと、ネジ穴が目立たない裏技!
この方法を使えば、アルミレールシェルフの取り付けに限らず、
他の様々なアイテムに応用できますね!
賃貸に限らず、分譲でも、戸建でも、
壁に穴を開けることに抵抗のある人には朗報ですね
ちなみに、賃貸の場合、
壁掛け時計やカレンダーなど、「日常生活を送る上で必要と思われるもの」を
ネジやクギ、画鋲などで壁に取り付けることは法律・判例で認められており、
退去時に、そのネジ穴をもって修繕費を請求されることはありません。
もちろん、大家さんによっては法律や判例を無視して
修繕費を請求してくるケースもありますが、
それは違法行為となります。
ただ、今回紹介させていただいたレールシェルフを壁に取り付ける場合、
これが「日常生活を送る上で必要と思われるもの」かどうかは
現時点では具体的な判例がない(正確には私が知らないだけですが)ので
何とも言えないところがあるのですが、
前述の「裏技」を使えば、「善管注意義務」を果たしていると言えますし、
「原状回復」も果たしていますので、
法律的にはほぼまったく問題ないと推定されます。
もっとも、一般的に賃貸住宅の場合は、
退去後に新しい入居者を迎える際には、
壁クロスなどは全部貼り替えるのが通常ですので、
ネジ穴くらいはまったく問題ないはずなのですが、
そこは大家さんや管理会社も出来るだけ利益を確保するために、
またどこかで線引きする必要があるために、
色々と言ってくるというわけですね。
(注:賃貸でも分譲でも鉄筋コンクリート造のマンションの場合は
構造体であるコンクリート壁に穴を開けるのは
管理組合などの許可がないと出来ません。
GL工法などの石膏ボードならOKですが・・・)
ちょっと話が本題から逸れてしまいましたが、
アルミ、ガラス、竹、檜(ひのき)と棚板バリエーションがあって、
サイズオーダー(5mm単位)も可能で、
シンプル&スタイリッシュかつ、職人の技が生きている、
アルミレールシェルフは、かなりオススメのアイテムです
アルミレールシェルフの製造元・久宝金属製作所(Q-ho)さんへお邪魔してきました

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