学習机の幅は最近では一般的に100cmが主流ですが、
スペースに余裕のある都心部以外では110cmが多くなります。
しかし意外とコンパクトな90cm幅の需要も多いんです。
同じスペースでも、ライティングデスクだと
天板の幅がもう少し狭くなってしまいますし
(イトーキの場合、全幅93cmに対して実質87cm程度)、
奥行は天板を広げれば普通の学習机と同じ程度ですが、
子供が大きくなっても棚が取り外し出来ないので、
教科書、参考書、資料集、問題集、ノートなどが広げにくく、
収納力はありますが、圧迫感が強い上に、ちょっと暗い感じがするため、
近年需要が減ってきています。
(そのため家具店での展示台数もほとんどありません)
学習机を買う予定のない人やまだ検討し始めの方は
「別に10cmくらい・・・」と思われるかもしれませんが、
学習机に限らず、家具の10cmというのは本当に重大です。
そうそう。収納マン的にはライティングデスクよりは
幅90cmでも普通の形の学習机のほうをオススメしますが、
いかんせん、袖ワゴンの幅が小さいことはあらかじめご注意ください。
(A4ファイルは前後方向ではなく左右方向に並べて入れることになります)
というわけで、今回は幅の狭い学習机をピックアップします
まずは小島工芸のチェイサー。
※写真およびリンク先は2012年度モデル
小島工芸は関東以外ではあまり馴染みのないメーカーですが、
一般的に床面積がタイトな家の多い首都圏では
一定の支持のあるメーカーです。
(関東の家具屋さんで幅90cmの学習机が欲しいと言うと
とりあえず小島工芸のデスクを見せられることが多いです)
90cm幅に関してはかなり優位性を持っているので、
ほとんどの機種に90cm幅があります。
基本的に国産品なんですが、
個人的には値段の割りに作りがイマイチに思います。
⇒小島工芸のその他の90cm幅学習机
お次は、学習机シェアNo,1(たぶん)のコイズミ。
※写真およびリンク先は2012年度モデル
95cm幅です。これのハイタイプと、
木目調のスタンダードなタイプ(2011年度で廃番)があります。
あとはシンプルなのがよろしければBEENOシリーズ(幅90cm~)。
※写真およびリンク先は2012年度モデル
袖ワゴン、ブックスタンドなどは別売です。
さてさて。
イトーキは幅95cmの書棚が分離できるF1タイプのものと
ベーシックな(普通の)構造の学習机(2011年度で廃番)とがありますが、
まあコイズミと似たり寄ったりな感じなので写真は飛ばして、
デザイン的に特徴のあるコチラをご紹介したいと思います。
※写真およびリンク先は2012年度モデル
ちょっとカワイイので個人的には好みの感じですが、
機能的にも非常にシンプルなものです(幅90cm)。
引き続きまして、カリモク。
※写真およびリンク先は2012年度モデル
Tiporinoというシリーズですが、家具メーカー系で唯一、
学習机らしさのあるデザインです(幅95cm)。
カリモクでは他にボナシェルタ、ユーティリティーに
幅90cmのタイプがあります。
あとは別にパッとしませんが、浜本工芸。
※写真およびリンク先は2012年度モデル
No.8000デスクユニット。幅92cm~です。
突板のNo.1000デスクユニットもあります(幅95cm~、奥行2タイプ)。
同じく、マルニ。
※写真およびリンク先は2012年度モデル
フレンディ・キャンパスです(幅90cm~)。
ちょっとダレてきましたが・・・・堀田木工所(hotta woody)。
※写真およびリンク先は2012年度モデル
COIN II(幅90cm)です。
大塚家具販売(幅95cm)。
※写真およびリンク先は2012年度モデル
これで最後です。ヒカリサンデスク(幅90cm)。
※写真およびリンク先は2012年度モデル
以上、カタログ外商品(非プロパー品、オリジナル商品)を除いては、
主要な学習机メーカーの幅がコンパクトな学習机は
上記に挙げたのでほぼ全部だと思います。
予想外に思ったより種類がなくて、
本当は良さそうなのだけをピックアップしようかと思ってたんですが、
あんまりにも中途半端だったので、
結局ほぼ全て紹介する形になってしまいました
なお各メーカーの学習机の品質等については
当ブログの他の記事に書いておりますのでそちらをご覧ください。
⇒学習机関連の記事一覧
幅の狭い(90cm、95cm)コンパクトタイプの学習机

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