配線(ケーブル)の収納法 @テレビの裏、パソコンデスク周り(1)

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テレビボードの裏やパソコンデスクの周りの配線(ケーブル)を
どうやって収納すれば良いかとご相談をいただくことが多いので、
今回は配線(ケーブル)の収納の方法をご説明したいと思います。
まず最低限必要なのが何ヶ口かのプラグを差せる電源タップですね。
ELECOM 省エネタップ 一括&個別スイッチ 6個口 2m WH T-E03-2620WH

収納マンの場合、大抵は上記のような節電タップを使用していますが、
選ぶ際のポイントとしては、まずプラグがスイングすること。
壁のコンセントに節電タップのプラグを差す際に
壁に対して直角方向にプラグがささる形だと、
TVボードなどの家具を壁スレスレに置けないし、
プラグにホコリは溜まりやすいし、
何かに引っ掛けてプラグが抜ける可能性が増します。
次に、アダプタ用のコンセントが付いていること。
携帯電話とか、パソコンやAV機器のACアダプタって大きいじゃないですか。
上記の商品のように1つだけでもコンセントの間隔が広くなっていると
それだけで相当使いやすいんですね。
ACアダプタばかり差せる電源タップ もあります)
次に、壁や家具に節電タップを取り付けたいときは
たいていネジで留めるんですが、
ネジ穴(ネジを引っ掛ける穴)が付いていないものも稀にあります。
ネジ穴がないと両面テープや粘着式マジックテープで留めることになりますので、
ネジで留めたいときは要チェックですね。
あとはパソコン周りの場合は雷ガードつきのものを。
雷ガードが付いていると、最悪の場合の被害を軽減できる可能性がありますので。
(もっとも、その可能性はかなり低いと思いますが・・・・)
最後に、やっぱりデザインですかね。
出来るだけ、白系で、すっきりしたデザインのものを選ぶようにしています。
まあデザインにこだわるとどうしても低機能になってしまうので、
そこは機能性と値段を重視して、出来る限りデザインの
悪くないものを選ぶようにしています。
ちょっと節電タップを語るだけで熱くなってしまいましたが(笑)、
以下、本題の配線の整頓の方法について解説します。
一番よく使うのは、以下の商品です。
ケーブルステップル KST-12H

昔からある、ホッチキスのステープル(針)のようなもので留める方法や、
粘着テープ式のクリップ状のもので留める方法もありますが、
一番見た目がスッキリして使いやすいのはコレかなぁと思います。
ちょっとした釘ですので、賃貸住宅だと抜いた跡が
分かるのでちょっと難しいかもしれません。
賃貸の場合は配線や電源タップを壁に固定する方法は
一般的には避けたほうが無難でしょうね。
どうしても固定させたい場合は、家具のほうに取り付けるようにしましょう。
なおこの商品は、ホームセンター2~3件も回れば置いてあると思います。
こういうステップルではなくて、モールというかカバーで配線全体を隠して
部屋の壁や天井に這わせたいという方もいらっしゃるでしょう。
一般的には以下のようなものを使います。
テープ付ABSモール 1号(7759-3)

昔からよくあるやつですね。
粘着テープで壁などに取り付けます。
ですが先日、IKEA(イケア)でゴムっぽい素材の同用途の商品を見つけました。
結構安かったですが、品名は覚えてませんので、
また分かり次第こちらでご報告します。


2010/12/25追記
 ケーブルオーガナイザー「モンテーラ」”MONTERA”
1.1m 6ピース ホワイト 699円 @IKEA
 でした


さてさて、ここまでは電源タップや配線(ケーブル)を壁などに
固定する方法について説明してきましたが、
以下は、あまった配線(ケーブル)を束ねる方法です。
もっともシンプルな配線の束ね方は結束バンドを使う方法です。
ELPA(エルパ) 【150mm 15本入り リピートタイプ】結束リピート 150MM【KBR150015W】

ただし普通の結束バンドですと配線をやり替えるときに大変なので、
繰り返し使えるリピートタイプ(リピートタイなどとも言う)を使います。
100円均一でも売ってますし、同用途でマジックテープのものもありますが、
マジックテープのものはホコリが付きやすいように思います。
次も割りと一般的な方法ですが、ケーブルチューブを使う方法です。
SANWA SUPPLY CA-201 ケーブルチューブ

ホース状のものに、何本かの配線を束ねて入れてしまう方法ですね。
これを配線の収納方法として推奨しているケースは多くて、
確かにホコリが入らなくて見た目もまあまあスッキリして良いのですが、
パソコン周りは別として、実際にはあまり使えない方法です。
なぜなら、パソコン周りの場合は同じ方向に同じようなケーブルを
這わせる必要があって、なおかつ長さも似ているのですが、
(オーディオ機器などでも割りと同じような状況ですが)
一般家庭のテレビ周りなどの状況では、
ケーブルの長さはマチマチ、しかも方向が定まらないので、
これで束ねることが出来るようなケーブルは案外少ないんです。
「じゃあどうすれば良いの!?」と思われるかもしれませんが、
いや本当に、冒頭で申し上げた通り、
配線の処理で一番重要なのは電源タップなんです。
テレビ周りでもパソコン周りでも、当たり前のことですが、
機器と機器をつなぐ配線以外は基本的に電源タップに繋がります。
それ以外といえば、一般的にはテレビのアンテナ線や電話線くらいですね。
だから電源タップを制すれば、配線の問題は概ね制することが出来るのです。
じゃあどうやって電源タップを制するのかというと、
これも実は既に述べたことなのですが、
電源タップを床に転がさなければ良いんです。
逆に言うと、電源タップを床に転がすから見苦しいし、
ホコリが溜まりやすくなってしまうのです。
だから電源タップを壁や家具に固定すれば良いんですね。
電源タップさえ始末出来れば、あとは機器と機器をつなぐ配線ですが、
これは目いっぱい縮めてしまうと家具を動かしたり、
配線をやり替えたりするときに大変ですから、
少なからずゆとりを持たせておく必要があります。
そして、じゃあゆとりってどれくらい必要かというと、
だいたい1m前後必要になってくるんですね。
その時点で1m以上余っている線があったら、
それはそもそも一般的な家電ではあり得ない話で、
ケーブルそのものを取り替えてしまうか、
リピートタイで結束してしまえば良いのです。
あとは、TVボードの場合は、余った線をボードの中に押し込んでおく!
これで良いんですね。
ちなみに、オーディオ関係にウルサイ人は配線を束ねるのを嫌いますが、
そういう場合は先ほどのケーブルチューブを使えば良いです。
最後になりますが、つまるところ収納マンは普段、
(ブルーラウンジ)Blue Lounge ケーブルボックス 【ホワイトレギュラー】

とか、
CableTurtleコンセントケーブル配線収納ケース【イエロー】

みたいなものは全然使いません。
ケーブルボックスなどは床に置いてしまうので邪魔だし、
電源タップを壁や家具に固定すれば必要ない上に
そのほうが丸見えにならなくて良いし、
ケーブルを巻き取るアイテムの場合は結局それ自体がホコリまみれになるので。
最後に、ナオミ邸の配線収納の実際を撮影したものを
YouYubeにアップしていますので、よろしければご覧ください。
(4:00くらいから始まります/8:53)

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